


5月19日(月)、災害時の協力協定を結んでいる江東区の防災担当部長が秩父市にお越しになりましたので、一言ご挨拶させていただきました。荒川の上流域に位置する秩父市と、最下流の江東区とのつながりは、これからも大切にしていきたいと思っています。私が市議会議員だった頃には、江東区の荒川放水路通水100周年イベントにも参加させていただきました。
近年、全国各地で豪雨や土砂災害が発生し、人命や経済に大きな影響を与えています。このような状況を受けて、国は「流域治水」という新しい考え方を提案しています。これは、河川の流域全体を一つのシステムとして捉え、様々な関係者が協力して水災害対策を行うものです。国は堤防やダムの整備だけでなく、農地や水田を活用したグリーンインフラの整備や地域住民との情報共有も重視した「流域治水プロジェクト」を推進しています。首都直下型地震の予測なども踏まえ、今後さらに流域圏内での関係性を深めていければと考えています。