先日、秩父地域鳥獣害対策協議会の通常総会を開催しました。
近年、秩父地域では野生鳥獣による農作物被害が増加傾向にあります。
このような現状を踏まえ、関係機関が個々に実施している電気柵の設置などによる防除対策や有害鳥獣捕獲などと併せて、当協議会では、情報通信技術(ICT)を活用した遠隔操作による囲い罠の設置など、省力かつ効果的な捕獲対策を推進するほか、各猟友会の御協力を得て緊急捕獲活動にも取り組んでいます。
通常総会では、委員の皆さまから貴重なご意見などを多数いただきました。野生鳥獣による農作物等の被害は、農業者の経済的損失のみならず、営農意欲の減退や耕作放棄地の増加など、被害額以上の影響を地域に及ぼしかねません。総会で出た意見は、今後の協議会の活動に反映させ、1市4町の協議会と広域の当協議会が緊密な連携の下、より効果的な対策を実施していきたいと思います。
今後も、関係機関と連携を図りながら有害鳥獣対策に取り組んでまいります。