


国の助成金を活用し、秩父市役所本庁舎の外構付近にマンホールトイレを整備しています。
マンホールトイレはくみ取りが不要で、し尿を下水道へと流すことができるため、においも少なく衛生的です。
設置も比較的簡単で、マンホールの上に便座や囲いを設置するだけですぐに使用が可能となります。また、従来の仮設トイレと異なり、段差もないため、高齢者や車いすの方でも使いやすいと感じました。
今後、万が一の災害時だけでなく、秩父夜祭をはじめとしたイベント等でも活用していきたいと考えております。普段から職員が設置と使用、片付けをすることで、万が一の災害時にも円滑な対応ができるようになるためです。必要な時だけ使えるトイレとして、イベント等の一助になれば幸いです。



10月20日(日)には、第1回大田ふれあいランタン祭りに出席しました。
昨秋に企画したランタンの打上げが好評で、これからも地域を活性化していきたいとの思いから「大田ふれあいランタン祭り」の初開催につながったそうです。ランタンは風船にLEDライトとヘリウムガスを入れ、和紙をかぶせて紐で結ばれた状態で空を舞い、幻想的でした。
また、大田地区は「太田・蒔田は米どころ」と言われるように、川が浅く水が利用しやすい土地で、良質なお米の産地です。大田で作られたお米の販売や物産展もにぎわっていました。
第75回全国植樹祭の応援として、緑色のランタンの打上げもあり、フィナーレには花火も打ちあがりました。






飯能市の吾野駅から秩父市の西武秩父駅までを結ぶ西武秩父線は、1967年7月19日に工事が始まり、1969年10月14日に開通しました。沿線の生活や観光に大きく貢献してきた路線は、2024年10月14日に開通55周年を迎えました。
これまでの利用客と沿線住民への感謝を込めたイベントとして、10月12日(土)には「ちちぶ&よこぜ車両基地フェスタ2024~横瀬車両基地と西武秩父駅前で電車とお酒を楽しもう!~」(主催:西武鉄道株式会社・西武レクリエーション株式会社)が開催されました。
イベントは2会場で開催され、そのうちの「西武秩父駅前会場」に、秩父市が共催する形で第75回全国植樹祭のPRブースや、子どもに大人気の「ミニ木育ひろば」を出展しました。また、西武鉄道の限定グッズ販売やこども制服撮影会、秩父農工科学高等学校の生徒による電車乗車体験ブースの出展もありました。こうした地域のイベントに地元の高校生が関わっていただけることは大変ありがたいことです。
特設ステージでは、キッズダンスや鉄道ものまねや秩父屋台囃子、秩父市と朝霞市の団体による「よさこい」が披露され、会場も大いに盛り上がっていました。



10月12日(土)は埼玉県緑の少年団交流会が行われ、第75回全国植樹祭開催地の秩父市の市長としてご挨拶をさせていただきました。
「緑の少年団」は、次世代を担う子どもたちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、心豊かな人間に育っていくことを目的とした団体です。
緑の少年団は、全国植樹祭・全国育樹祭・みどりの感謝祭において、各旗入場、苗木贈呈、天皇皇后両陛下のお手植え・皇族殿下に拠るお手入れの介添え等、重要な役割も担います。
今回の交流会では、各少年団が自分たちの活動内容などを発表しました。秩父市の少年団も自分たちの活動を立派に分かりやすく発表していました。
また、レクリエーションでは埼玉の自然クイズや全国植樹祭の紹介、育苗体験を行いました。その後、第75回全国植樹祭の会場であるミューズパークに移動し、植樹や植え替え体験も行いました。
第75回全国植樹祭をきっかけに、多くの子どもたちがみどりや森林の大切さを学ぶとともに、皆さんにも身近な森林やみどりに関心を持っていただければ幸いです。