令和6年度市議会(6月定例会)が6月5日から21日間の日程で始まりました。
市政を取り巻く最近の取組みや話題などを述べさせていただきました。
まず1点目として、能登半島地震による被災地への職員派遣についてです。埼玉県からの人的支援の要請を受け、6月2日から7日までの6日間、一般行政職員1名を石川県の七尾市に派遣して、住宅被害認定調査業務を行ったことの報告でした。今後も、職員派遣の追加の要請がありましたら、速やかに対応してまいりたいと考えております。
次に2点目、「ちちぶまちづくり塾」についてです。秩父地域1市4町で組織する「秩父地域まちづくり協議会」では、「ちちぶまちづくり塾」として、総務省自治税務局長の池田達雄氏をお招きして、「活力ある地域社会の実現に向けて」と題し、6月21日(金)の午後3時30分からナチュラルファームシティ農園ホテルで講演会を開催いたします。地域社会の活性化のヒントとなる施策についてご講演をいただく予定です。
定例会に付議する議案の概要については、埼玉県後期高齢者医療広域連合の規約変更が1件、条例の一部改正が2件、条例の新規制定が1件、補正予算が1件の合計5件です。
今月も6月4日(火)に職員ボランティアによる除草作業や周辺道路のごみ拾いなどの清掃活動を実施しました。
私も職員と一緒に除草作業を行い、汗を流しました。
市役所を利用する人の目線や感覚に近い形で清掃活動を行うことは、大きな意義があると思っています。
これからも継続して職員ボランティア清掃を実施したいと考えています。
秩父市では、リフォーム(改修)工事等を行う場合に、その経費の一部を助成しています。
「自己居住用住宅」に加え、「店舗・事務所」のリフォーム(改修)工事等も対象です。また、前回の交付決定日から5年が経過すれば、再度助成金の交付申請が可能です。
今年度は、受付の結果、申請額が予算額を大幅に超えたため、公開抽選会を実施しました。(今年度の抽選対象者は、秩父市住宅・店舗等リフォーム資金助成金に2回目の申請をされた方を対象におこないました。)
住宅リフォームの助成制度は、経済波及効果もあると同時に、住環境の向上にもつながるなど、多くの皆さまからご好評の制度になっております。
先日、みどりが丘工業団地工業会の総会に出席をしました。また、特別講演の時間を設けていただきました。
飯野会長をはじめ、工業団地の皆さまには日ごろ、市政へのご理解とご協力をいただいております。
みどりが丘工業団地には秩父の地域経済をけん引する素晴らしい企業が集まっており、非常に多くの雇用を創出しております。中小企業の支援には、今後とも力を入れていきたいと考えております。
講演では、令和6年度の産業振興施策をいくつかお話しさせていただきました。「第75回全国植樹祭」「秩父グリーンフェスタ」「企業誘致」「秩父地域の物流網強化のための道路整備」「理化学研究所(理研)との連携事業」などについてお話をさせていただきました。地元企業の技術力の向上や新製品の開発に繋げていくための支援を進めていきます。
また、産業支援施策の実績や、令和6年度の企業支援補助金施策メニューとして、「認証取得補助」「エコアクション21」「展示会等出店事業補助金」「水道多量使用事業補助金」「先端産業育成補助金」「中小企業奨学金返還支援補助金」「がけ地整備事業費補助金」などについてご紹介をしました。(ご活用にあたっては先端技術推進課までご相談ください。)
地域の課題は中小企業の現場に色濃く表れるとも言われております。どのような支援施策がより有効か、企業の皆さまのニーズは何かをしっかりと把握するよう、引き続き努めてまいります。