9月13日(火)、大滝中津川地区の大滑(おおなめ)ロックシェッド付近で発生した土砂崩れの現地視察を行いました。
昨日まで、9月定例会の一般質問が行われており欠席することができなかったため、9月13日の埼玉県の大野知事の視察には、石関副市長に同行するよう指示し、現地の様子の報告を受け、対応について指示をしていました。
本日、現地を視察し、東京電力や大滝総合支所職員等から現状について説明を受けました。映像で確認していましたが、現地を視察して、改めて土砂災害の怖さを感じました。
これまで発電機13台、発電機用燃料及び衛星携帯電話や中津川浄水場内自家発燃料150ℓ、薬などを市職員が搬入していますが、一番の不安であった停電については、本日、午後4時過ぎに解消されたと報告を受け、その点についてはひとまず安心しました。
まだ進路がわかりませんが、今後の台風14号の影響が心配されます。被災している中双里区、中津川区の住民の方の不安を解消できるよう引き続き支援をしてまいります。
復旧にご尽力いただいております埼玉県大野知事をはじめとした関係者の皆さまと、連携を密にしながら1日も早い復旧に向けて取り組んでまいります。
9月13日(火)、大滝中津川地区の大滑ロックシェッド付近で土砂崩れが発生しました。
県道中津川三峰停車場線、中津川大橋大峰トンネル手前から通行止めとなり、大滑ロックシェッドから先の中津川地区が停電となっていると報告を受けました。
同日午前11時、埼玉県から大野知事が午後に現地確認をする旨の連絡が入り、私は9月定例会本会議を欠席するわけにはいかなかったため、石関副市長に知事への同行を指示しました。
現地確認をした石関副市長からは、生命に関する情報、生活に関する情報の報告を受けました。
報告を受けた中で、まずは停電対応を優先して行うように危機管理課職員に指示を出し、14日(水)にポータブル発電機13台と燃料用ガソリンの搬入を八丁峠ルートから行い、現地に発電機を配置する際には、住民からの要望もお聞きするよう伝えました。
未だ復旧がなされていない状況ですが、住民の皆さまの安心・安全のため、引き続き関係機関および関係部署と連絡を密に取り、迅速に対応してまいります。
○今回の土砂崩れに対する秩父市の対応
・発電機13台、発電機用燃料及び衛星携帯電話の搬入
・中津川浄水場内自家発燃料150ℓを供給
・被災者への薬の提供(大滝国保診療所より)
・ドローン空撮、被害状況調査の確認
本日は9月定例会の一般質問3日目です。
5人の議員から、2026ねんりんピック埼玉大会について、秩父市内の職人(大工さん等)の後継者育成について、避難所・防災拠点の設備充実について、公共施設の維持管理について、健康寿命の延伸などについて質問を受けました。
2026ねんりんピック埼玉大会で、ペタンク競技を秩父市に誘致したらどうかとご意見をいただきました。
ねんりんピックの愛称で親しまれている「全国健康福祉祭」は高齢者の健康保持、増進、社会参加、生きがいの高揚を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため、毎年各県で開催され、埼玉県では令和8年度に開催することが正式に決定しています。秩父市では令和元年に日本ペタンク選手権大会が開催され、男女ともに秩父市のチームが優勝するなど、ペタンクは活発に行われ市民に親しまれている競技です。このようなことからも、2026ねんりんピック埼玉大会で、ペタンク競技の秩父市での開催について、積極的に進めていくように県へ働きかけていきたいと考えています。
本日は9月定例会の一般質問2日目です。
5人の議員から、地域医療構想について、ヤングケアラーについて、道路行政について、市民サービスのキャッシュレス化について、旧東高校の再利用などについて質問を受けました。
ヤングケアラーは、家事や介護、兄弟の世話など親が担うことを家庭の事情により、子供が行っているため、子供の成長過程において大きな負担となっています。
家庭の状況により、その課題は生活支援、介護、看護等多岐にわたり、複数の要因が関わる場合もあることから、小中学校・子育て支援課・保健センター・民生委員・児童委員等関係機関が連携し、ヤングケアラーを把握するとともに、その家庭の状況に応じた支援を実施していくことが必要であると考えます。
現在、市と秩父市社会福祉協議会が連携して、「ヤングケアラー等世帯訪問支援事業」を9月末から実施する準備を進めています。ヤングケアラーとその世帯の負担軽減することを目的として、その家庭にホームヘルパーを派遣し、家事援助や身体介護等を行っていく事業です。
ヤングケアラーを早期発見するとともに、この事業により社会的孤立を防ぎ、適切な支援につなげていければと思います。
ヤングケアラーへの理解が広がり、子どもたちも自ら周囲に相談しやすくなり、子どもが子どもらしく過ごせるような社会が作られるように支援していきたいと考えています。
本日から9月定例会の一般質問が始まりました。
5人の議員から、これからの図書館について、街中回遊の促進について、デジタル教科書対応に向けた対策、成年後見人制度の運用について、秩父地域の高校魅力化の取り組みと4高校のあり方などについて質問を受けました。
議員からのご意見の中に、生徒数の減少により4校存続は現実的には難しいので、学校数を絞り、その高校の魅力化を図る方向で、県教育局にも要望したほうが良いのではとのご提案をいただきました。
私としては、県が発表した統合案(皆野高校と秩父高校の統合)は、生徒数が減少しているとはいえ、唯一の商業科であること、さまざまな学力の生徒がいる中で皆野高校の果たす役割には意義があると考えています。皆野高校と秩父高校との統合には、科目や進路・学力にも違いがあり、違和感を覚えています。また、生徒の気持ちが全く考えられていないのではないかと懸念しています。
県は、私立高校への助成を積極的に行っていて、私立高校は自由度の高い学校運営を行っています。それと同じように県立高校にも特色がある学校運営を行えるように学校に裁量を持たせて魅力を高めてほしいと、県教育局に要望しています。8月6日に秩父高校で開催された学校関係者説明会にも出席し、私から直接このような意見を県教育局に述べさせていただきました。いずれにしても今回の統合案には反対をしていくつもりです。