本日は9月定例会の一般質問2日目です。
5人の議員から、地域医療構想について、ヤングケアラーについて、道路行政について、市民サービスのキャッシュレス化について、旧東高校の再利用などについて質問を受けました。
ヤングケアラーは、家事や介護、兄弟の世話など親が担うことを家庭の事情により、子供が行っているため、子供の成長過程において大きな負担となっています。
家庭の状況により、その課題は生活支援、介護、看護等多岐にわたり、複数の要因が関わる場合もあることから、小中学校・子育て支援課・保健センター・民生委員・児童委員等関係機関が連携し、ヤングケアラーを把握するとともに、その家庭の状況に応じた支援を実施していくことが必要であると考えます。
現在、市と秩父市社会福祉協議会が連携して、「ヤングケアラー等世帯訪問支援事業」を9月末から実施する準備を進めています。ヤングケアラーとその世帯の負担軽減することを目的として、その家庭にホームヘルパーを派遣し、家事援助や身体介護等を行っていく事業です。
ヤングケアラーを早期発見するとともに、この事業により社会的孤立を防ぎ、適切な支援につなげていければと思います。
ヤングケアラーへの理解が広がり、子どもたちも自ら周囲に相談しやすくなり、子どもが子どもらしく過ごせるような社会が作られるように支援していきたいと考えています。