「夏の交通事故防止運動キャンペーン」を秩父市役所前、西武秩父駅前、ウニクス秩父で行い、交通事故防止の啓発を行いました。
7月12日までの埼玉県の交通死亡事故件数は56件で、その中でも高齢者の割合が6割以上となっています。
事故の原因はさまざまですが、痛ましい事故を防ぐためにも、市として交通安全母の会や交通指導員の皆さまの協力をいただきながら、啓発活動や通学時の立哨指導に力を入れています。
地道ですが、このような活動が、安心安全なまちづくりの一助になると考えています。
皆さまにも、交通安全について啓発していただき、悲惨な事故が起きないよう、起こさないよう気を付けていただきたいと思います。
2022年全日本卓球選手権大会(7月神戸)に出場する原谷小学校3年生 權太修吏選手、同校2年生根岸裕選手、第41回全日本クラブ卓球選手権大会(9月石川)に出場する秩父第一中学校2年生 内田侑選手と、TTS OHANA卓球クラブ 小野達也コーチにお越しいただきました。
選手3人は、皆野町にあるTTS OHANA卓球クラブで、小野コーチの下、日々練習を重ねています。
權太選手は、昨年に続き2年連続で、根岸選手は初出場、内田選手も全国大会には初出場となります。
OHANA卓球クラブは設立から3年目となりますが、全国大会には、昨年の權太選手1名に続き、今年は6名の選手が出場するそうです。
根岸選手が使っているラケットを見せてくれましたが、ラケットの側面が削れて変形していました。理由を聞いてみると、「まだ、身長が小さいので、練習しているうちに卓球台にぶつけて削れてしまった」と話してくれました。
そのラケットからは、一生懸命練習に取り組む姿、全国大会への熱い思いが伝わってきました。
小野コーチは、「埼玉県は、県南部を中心に強いクラブチームがたくさんあるけれども、秩父からチャレンジし、卓球で秩父を盛り上げたい」と話してくれました。
また、競技力の向上だけではない部分について、挨拶や礼儀・マナーなどの指導にも気を配っているそうです。
7月、9月の全国大会に向け、ケガのないよう練習に励んでいただき、また、体調管理にも十分注意していただき、大会本番では練習の成果を十分に発揮してがんばってください。
がんばっている子どもたちへ、皆さまも応援よろしくお願いします。
広く地域を支えるボランティア活動や社会貢献に活動していただいた皆さまに、長年の労に報いたいとの思いから感謝状を贈呈いたしました。
今年度は、11の町会から17名の方々をご推薦いただきました。
長年にわたり、皆さまの活動が、時には、多くの方々の心の支えとなり、地域の安心・安全を守り、まちの美化、ごみの減量、郷土芸能や伝統行事の伝承・育成など、さまざまな形で大きな成果を残されており、改めて感謝と敬意を表します。
少子高齢化・人口減少が進み、市民ニーズの多様化など社会情勢が刻々と変化する中で、ボランティア活動は、益々、重要な役割を果たすと考えています。
市では、市民の皆さまが共に参加し、共に支えあうまちづくりを推進するため、今後も、ボランティア活動の振興を図ってまいります。
皆さまの、益々のご健康とご多幸をご祈念申し上げるとともに、更なるご活躍をご期待申し上げます。
本日、深津住建の深津菊治様より、地域医療に少しでも貢献できればと、市立病院へ車いす15台をご寄附いただきました。外来や病棟で大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
午前中は、定峰峠トンネル開削促進期成同盟会定期総会に出席しました。
定峰峠のトンネル化は、私が、県議会議員時代から提案を続けており、昨年の市長選挙のマニフェストにも掲げています。
秩父市では昭和62年より定峰峠トンネル開削促進期成同盟会を毎年開催し、早期の事業化が図られるよう国、県に対して要望活動を継続的に行っています。これまで35年以上もの間、具体的な動きがありませんでしたが、今年度、事業効果などを検証する調査が開始されることとなりました。市長に就任して以来、国などに要望活動を重ねてきた中で、早くも成果が出たことを大変うれしく思います。
定峰峠トンネルは、関越自動車道嵐山小川インターチェンジから秩父地域へのアクセス道路となるものであり、秩父地域の観光、産業や経済の発展はもとより、埼玉医科大学病院や小川赤十字病院などへの緊急搬送にかかる時間短縮が図られ、防災・安全面にも大きく貢献する道路です。また、今年の秋に、花園にアウトレットモールの開業が予定されており、花園インターチェンジや国道140号の交通渋滞が予想されるため、定峰峠トンネルの必要性は一層高まります。
参加者の皆さまと、調査が開始される喜びを共有するとともに、早期の事業化に向け、改めて意思統一を図りました。
午後は、第1回旧秩父東高利活用検討市民会議に出席しました。
地域住民および地域活動団体等の代表者、公募の市民の方、市議会議員の代表者から成る12名の委員に委嘱書を交付させていただきました。
その後、私から会長へ旧秩父東高の有効活用の検討について、諮問を行いました。
秩父市では、現在、約1,300棟の公共施設を抱えていて、毎年、約10億円近い維持管理費がかかっています。また、現存する全ての公共施設を今後40年間保有した場合の、更新・改修費用等は年平均で約35億円かかると試算されています。
また、秩父市の人口は10年後には5万人を下回ると推計されています。
将来への負担増を考慮すると、早急に公共施設のファシリティマネジメントを進めなければなりません。そのため、この旧秩父東高を市内にある老朽化した公共施設等の機能集約や複合化の拠点の候補地として活用できないかと考えています。
委員の皆さまには、忌憚のないご意見をお聞かせいただき、この市民会議が有意義なものになるようお願いいたしました。