今日は、「まつりの森」の候補地として秩父市大滝栃本地区および高篠地区の市有林を視察しました。
秩父市の祭りで曳行される笠鉾・屋台の修理部材は、高齢級の立木が必要で現在も調達に苦慮しています。
そこで、市内に「まつりの森」を設定し育林することで将来の修理部材を確保し、地元の木材で笠鉾・屋台を修理する仕組みを構築しようと考えています。
大滝栃本地区市有林は、100年生をはじめとする杉、檜などの森林が60haまとまっており、今後も100年育林して、神社仏閣などの修復用材木として200年生の森へ育成してく予定です。
100年の間、先人達が丹精込めて育林を続けており、素晴らしい森林でした。
高篠市有林では、20年生のケヤキ林を視察しました。こちらもしっかり管理されておりました。
今後も、このような森林や豊かな自然を、次の世代に受け継ぐため守り育てます。
また、世界に誇る秩父夜祭を守るため、「まつりの森」設置に向け関係者と協議・検討を進めてまいります。
先日、幽芳窯(チャリティ)女たちの陶芸展(開催期間10月7日~11日)を訪問しました。
この陶芸展は、平成3年に第1回が開催され、今回で30回の節目を迎えています。また、チャリティとして、第1回から30年間、秩父市の福祉へのご寄付を続けていただき、大変ありがたく思っております。
この陶芸展は女性6人の陶芸家の皆さんが開催していますが、6人のメンバーは第1回当時からのメンバーであり、週3回、横瀬町にある工房で創作活動しています。
当初は初心者からのスタートでしたが、今では埼玉県の展覧会で入選するなど活躍しており、展示してある作品は、どれも素晴らしい出来栄えでした。
4年前には、備前焼の人間国宝である伊勢崎 淳氏が横瀬町の工房を訪れるなど、その活動は評価されております。
「創って楽しんで、お客様が買って楽しんでもらい、売り上げの一部をチャリティーで社会の役に立ててもらいたい」との思いで続けてきた。また、「日々勉強、新しいチャレンジをしてきたからここまで続けることができた」ともおっしゃっていました。
私も、日々勉強、新しいチャレンジを忘れずに、秩父市の発展に努めてまいりたいと思います。
新型コロナウイルスにより延期となっておりましたが、緊急事態宣言が解除されたため、東京都荒川区西川区長へ、改めて秩父市長就任のご挨拶に伺いました。
西川区長は、東京都議会議員4期16年(昭和52年7月から平成5年7月)、衆議院議員3期10年4カ月(平成5年7月から平成15年10月)、防衛政務次官、教育改革国民会議国会議員代表、経済産業大臣政務官、経済産業副大臣を歴任され、平成16年11月14日に荒川区長に就任し、現在5期目と長きに渡り、政治・地方自治に携わっております。
荒川区とは、荒川村時代からの姉妹都市で、荒川の上流と下流で結ばれており、同じ名前の自治体ということから昭和56年4月25日に姉妹提携を結んでおります。今年はちょうど姉妹都市提携40周年を迎えております。
西川区長からは「秩父市の名前を知らない人はいない、秩父市と姉妹都市提携しているのは荒川区にとって大変強みである、協力できることがあれば何でも言ってほしい」と力強いお言葉をいただきました。
今後について、これを機会に青少年の交流をお願いされ、私からは「これからは、環境がさらに大きなテーマである。秩父は自然が豊富にあり、それを活かして森林や昆虫など環境分野で交流ができたら」と提案させていただきました。
また、今年が姉妹都市締結40周年であることから、コロナ禍の状況にもよりますが、来年の清雲寺の桜の時期に合わせて、記念事業を行うことでも合意いたしました。
秩父市は、荒川区の他に豊島区などとも姉妹都市を締結しております。それぞれの自治体の強みを活用しながら、これまで以上に交流を深め、秩父市の活性化に努めてまいりたいと思います。
ちちぶエフエムさんで放送している「もっと!秩父市!」に出演しました。
今回の9月議会で、私のマニフェストを具現化・具体化するための補正予算を計上し、ご承認いただきましたことや、令和7年度に埼玉県内で開催を予定している「第75回全国植樹祭」の会場として、秩父への誘致活動を開始したことなどについてお話しをさせていただきました。
とくに、「第75回全国植樹祭」で、秩父が会場となった場合には、地域全体(秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町)で、記念となるような催しができればと考えております。
今後も、地域一丸となって積極的な誘致活動に取り組んでまいりたいと思いますので、ご支援よろしくお願いします。
今日は、大滝にある「とちの木カフェ」に伺いました。
とちの木カフェは、65歳以上の方を対象に、閉じこもり予防と健康づくりで住み慣れた地域で安心して暮らすことを目的に行われています。
これまでは、大滝老人福祉センターで行われてきましたが、施設の集約と利用者の増加で手狭となったことから、このたび大滝総合支所へ社会福祉協議会事務所と一緒に移転となったため、視察を兼ねて訪問しました。
この日は12人の方が参加され、軽運動を楽しんでおり、参加者の方と懇談させていただきました。
秩父市は、高齢化率が34%を超えますが、このような取り組みにより、高齢者の方が、いつまでもお元気で安心して暮らせるよう、今後も支援してまいりたいと思います。