今日は、「まつりの森」の候補地として秩父市大滝栃本地区および高篠地区の市有林を視察しました。
秩父市の祭りで曳行される笠鉾・屋台の修理部材は、高齢級の立木が必要で現在も調達に苦慮しています。
そこで、市内に「まつりの森」を設定し育林することで将来の修理部材を確保し、地元の木材で笠鉾・屋台を修理する仕組みを構築しようと考えています。
大滝栃本地区市有林は、100年生をはじめとする杉、檜などの森林が60haまとまっており、今後も100年育林して、神社仏閣などの修復用材木として200年生の森へ育成してく予定です。
100年の間、先人達が丹精込めて育林を続けており、素晴らしい森林でした。
高篠市有林では、20年生のケヤキ林を視察しました。こちらもしっかり管理されておりました。
今後も、このような森林や豊かな自然を、次の世代に受け継ぐため守り育てます。
また、世界に誇る秩父夜祭を守るため、「まつりの森」設置に向け関係者と協議・検討を進めてまいります。