小川の百八燈

県選択無形民俗文化財
昭和41年3月8日選択

小川の百八燈おがわ ひゃくはっとう

所在地:秩父市上吉田字小川
保持団体:小川地区子供中


 8月16日、小川地区の子どもたちが中心になって行う、送り盆の性格を持つ行事である。
 親方と称する中学3年の男子を中心に、小中学生が13日から準備し、青竹3本で大ウシ、カズガラ棒3本で小ウシを作る。これを道路の両側に300基ほど並べて篝り台とする。
 16日の夕刻から子どもたちが、松明を担いで下山し大ウシに点火し、その後次々と小ウシへ火を移しすと、幻想的な火の国が現出する。
※公開日:8月16日 
小川の百八燈