秩父市では、秩父市アンチオック姉妹市親善協会訪問団とともに、姉妹都市アメリカ・アンチオック市を訪問し、ホームステイを通して、語学習得、生活文化や社会習慣などを体験し、広く国際感覚を身に付けることを目的として青少年海外派遣事業を行っております。
先日、青少年海外派遣帰国報告会に出席しました。「異文化を肌で感じ、貴重な経験になった。語学の習得をもっと深めていきたい。」など、派遣生たちから前向きな報告がありました。一般家庭にホームステイするということは、その家族の一員として生活をすることと同じであり、言語の壁なども含め海外旅行とはまた違った体験ができた様子でした。
私からは、今回の経験を地域や学校での活動や将来に活かして、チャンスを広げていってくださいと激励の言葉を贈りました。
また、派遣に際しては秩父市アンチオック姉妹市親善協会の皆さまをはじめ、引率の福島教諭、保護者の皆さま、関係者の皆さまに多大なご支援をいただきましたことを感謝申し上げました。
先日、企業訪問をさせていただきました。
今回訪問させていただいたフネンアクロス(株)は平成6年に設立され、平成10年に生産本部として秩父工場を竣工してから、四半世紀にわたり秩父地域の産業と多くの方の雇用を支えていただきながら操業しており、秩父地域になくてはならない企業です。
今年度から始動した「秩父理研発NPO組織との先端技術推進(CRAT)プロジェクト」におきましても発足メンバーとして参加していただいております。理研の研究者との恒常的な勉強会や共同研究を通して、研究開発成果の事業化や製品開発のヒントにつなげる機会としてご活用いただきたいと思っております。
主力製品である「耐火二層管」は、耐火性能や火災時の有毒ガスの漏洩を防げる点で大変優れており、数多くの高層建築物で活用されていますが、その製造工程を実際に拝見させていただきました。
また、昨年度には秩父夜祭の打ち上げ花火にご寄附をいただき、冬空への盛大な打ち上げ花火の彩りにご貢献いただいております。秩父地域の各事業へのご理解・ご協力につきまして、改めて感謝を申し上げました。
工場見学をさせていただいた後、せっかくの機会ですので、意見交換もさせていただきました。
ご対応いただきました稲葉社長をはじめ社員の皆さま、ありがとうございました。