森玄黄斉作 将棋の駒

市指定有形文化財(彫刻)
昭和33年11月3日指定

森玄黄斉作 将棋の駒もりげんこうさいさく  しょうぎ   こま 1揃

所在地:秩父市荒川白久
所有者:個人


 将棋の駒は、森玄黄斉の生家に残るもので、駒の側面に文化14年(1817)と彫刻があり、玄黄斉10歳の時のもので、彼の最も古い作品となっている。
 玄黄斉は、漢詩・詩歌・書画等、多芸をもった人で、特に彫刻は10歳のころより木彫りを始め、21歳のころには象牙彫刻をしたといわれている。秩父の生んだ代表的な文化人であった。
森玄黄斉作将棋の駒