本日は大滝トンネル本体工の貫通式が執り行われました。関係各位のご理解及びご協力により無事貫通の運びになったことを感謝申し上げます。
大滝地区の国道140号の現道は、急斜面の山裾を切り開いた道路であるため、急カーブが連続し、見通しが悪い区画があるだけでなく、落石や岩盤崩落などが発生しやすい箇所もございます。
この区画は、秩父市内で唯一、う回路のない幹線道路であるため、災害時などにこの道路が寸断されると避難や物資の輸送にも大きな支障が出ます。
今回貫通した国道140号大滝トンネルはこのような危険な現道約7kmの区間(荒川白久~大滝)を約2kmのトンネルでショートカットする道路です。
大滝トンネルの整備により、この区間の走行時間の短縮や安全性の向上、地域の防災力強化、観光地へのアクセス改善など、様々な効果が期待されます。
引き続き、皆さまと協力し、早期の道路整備実現に向けて取り組んで参ります。