市道荒川幹線4号線の拡張工事に伴い、秩父市で管理している三峰口駅前観光トイレを建て替える必要が生じ、この度、新しい三峰口駅前観光トイレが完成間近となりました。
三峰口駅前は、三峯神社やSLパレオエクスプレス、ジオグラビティパークなどで利用客も特に多いエリアになります。トイレ環境は、旅行者が気兼ねなく観光を楽しめるようにするためにも重要です。
新設されたトイレには、体の不自由な方や高齢者にも優しい多機能トイレを2か所設置しました。多機能トイレ内にはベビーチェア、オストメイト用の流し、成人でも横になれる多機能シート等を設置しております。入口は自動となっておりますので、ドアの開閉もスムーズに行えます。トイレ内の大便器には、すべて温水洗浄便座を設置しております。
また、おむつ交換台を男女どちらのトイレにも設置しております。出入口にはスロープを設け、女子トイレには化粧台を設置し、男子トイレには小便器間に手荷物用のフックを設けるなど、様々な方が快適に利用ができるよう細やかな配慮を施しています。
おもてなしの心を込めた観光トイレです。完成の際には、ぜひご利用ください。
先日、田村公会堂で「ふれあい懇談会」を開催しました。
幼児への英語教育、姉妹都市との交流、外国人観光客の誘客対策、地域の医療、市立病院の建て替え、高齢者の健康対策、遊休農地対策、地域の道路など、多岐にわたり意見交換を行いました。
今後も市民の皆さまと直接触れ合う機会を持つことで、市政への提言や意見等を今後の市政運営に活用させていただき、より魅力的な秩父市となるよう誠心誠意取り組んでいきたいと思います。
10月30日(水)には、関東農政局地方参事官、埼玉県拠点総括農政推進官がお越しになり、「みどりの食料システム戦略」など、食料や農業に関する農林水産省の関連政策等について情報提供をしていただきました。
私は、オーガニック給食が子どもたちの食育には必要なものであると考えています。
秩父市では、地域営農組織に協力していただき、有機栽培の実証に取り組んでいます。
作付面積に対する収量や労力、必要経費等について検証し、有機農業に取り組む農家への支援策を講じるとともに、学校での食に関する取り組み(地産地消の取り組み)を実施しているところです。食育は、地域の自然や文化、産業などに関する理解を深めると同時に、生産者の努力や食に関する感謝の気持ちを育んでいく上で大切です。
自分で育てた野菜を食べること、身近な食材を大切にすることを通じて、地元・秩父のことを知るきっかけや食への関心にもつながります。私は、こうした取り組みを今後とも大切にしていきたいと考えています。
10月27日(日)には、サザエさん森へ行く植樹ツアーin秩父2024が行われました。
これは、昨年より林野庁が行っている「森林の環(もりのわ)応援団」の一環として行われている植樹イベントです(伊佐ホームズ株式会社が日本ウッドデザイン協会と共催)。
秩父で自生している樹種約25種類400本の苗木を、参加した約160名が秩父の森に植樹をしました。
今回植えた苗木が立派な大きさになるには、約30年かかります。子どもたちがちょうど大人になる頃です。
大きくなった樹木を、将来、秩父に見に来てくださいとごあいさつさせていただきました。
来年の5月25日(日)には、第75回全国植樹祭が秩父市で開催されます。
第75回全国植樹祭をきっかけに、多くの子どもたちがみどりや森林の大切さを学ぶとともに、皆さんにも身近な森林やみどりに関心を持っていただければ幸いです。