市長ブログ(令和6年)

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知事要望

 埼玉県警察では、秩父警察署と小鹿野警察署を統合する計画があり、現在、関係機関等への説明を始めております。

 秩父地域の広大な面積の管轄を一つの署に統合することは、パトロール機能の密度や頻度が薄くなり、地域住民の安心・安全に対する意識の低下及び外部から犯罪者が入りやすくなってしまうことが懸念されます。

 このようなことから、9月30日に小鹿野町長とともに、「埼玉県警察小鹿野警察署の存続を求める要望書」を埼玉県知事、埼玉県議会議長及び埼玉県警本部長に提出してまいりました。

 小鹿野警察署が西秩父地域にあることにより、秩父市の吉田地区も安心・安全が保たれ、地域住民が安心して暮らしていけると考えておりますので、統合計画の白紙撤回及び小鹿野警察署の存続について、ご理解とご協力をお願い申し上げました。

2024年10月7日

人口減少対策チーム中間報告

 先日、女性職員による人口減少対策チームから会議の中間報告を受けました。

 このチームを立ち上げた理由は、令和6年4月に秩父市が消滅可能性自治体に分類されたことに伴い、様々な施策を検討していくうちのひとつとして、若年層からの率直な意見を取り入れるためです。また、特に女性人口の減少が男性人口と比較しても顕著であることから、女性のみにて対策会議を行い、人口減の実態・要因を明確にする方法を検討し、人口減少の改善に向けた検討を行うためです。

 秩父市の人口減少をどのように改善していくべきかを検討するにあたり、これまでの対策の効果を検証し、若手や女性の視点を取り入れた新しい施策も検討・提案していく必要があります。

 チームの発足後、メディアなどから取材の依頼も多数あり、良い反響をいただいております。

 今回は会議全体を通して達成すべき事項や中長期的な課題などについて中間報告を受けました。

 若年層の転出、出生率の低下、高齢化による人口減少は多くの市町村が抱える課題です。時間をかけて、秩父市に適した施策を共に模索していければと考えています。

2024年10月7日

ふれあい懇談会

 先日、定峰公会堂で「ふれあい懇談会」を開催しました。

 公会堂の修繕、台風等の避難所開設時の対応、市立病院の現状、地域の医療、災害発生時のSNSの活用、全国植樹祭、大滝トンネルの進捗状況、定峰峠トンネルの事業化に向けての展望など、多岐にわたり意見交換を行いました。

 今後も市民の皆さまと直接触れ合う機会を持つことで、市政への提言や意見等を今後の市政運営に活用させていただき、より魅力的な秩父市となるよう誠心誠意取り組んでいきたいと思います。

 

2024年10月7日

ふれあい懇談会影森

 先日、影森公民館で「ふれあい懇談会」を開催しました。

 秩父市の将来ビジョン、施設の利用申請、出産への支援、人口減少への対策、観光客の駐車場対策、有害鳥獣対策、地域の道路など、多岐にわたり意見交換を行いました。

 今後も市民の皆さまと直接触れ合う機会を持つことで、市政への提言や意見等を今後の市政運営に活用させていただき、より魅力的な秩父市となるよう誠心誠意取り組んでいきたいと思います。

2024年10月4日

戦没者追悼式 

 10月3日(木)は、秩父市戦没者追悼式を執り行いました。

 私からは、秩父市民を代表し、式辞を申し上げました。

 先の大戦では、多くの尊い命が失われ、秩父市においても2,200人余りの方々が、祖国を思い、愛する家族を案じながらもお亡くなりになりました。

 今日、私たちが享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とした方々の尊い犠牲の上に築かれているという事実を決して忘れてはなりません。過去の悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、次の世代に語り継いでいくことは、私たちに課せられた使命と考えております。

 ウクライナやパレスチナでは、長期にわたり紛争が続いており、幼い子どもたちをはじめ多くの人々が苦難を強いられております。一日も早く紛争が終結し、平和が訪れることを願ってやみません。

 本式典は、戦没者の方々への追悼の誠を捧げるとともに、苦しみの中を生き抜いてこられたご遺族の皆さまの戦禍の記憶を、秩父市民が共有し、過去の悲惨な歴史を二度と繰り返さないよう世界の恒久平和の実現への誓いを新たにしようとするものです。

 私たちの生活の源である自然環境は、今も豊かに保たれ、長年の伝統に育まれた祭りや郷土芸能などの文化は大切に引き継がれ、市民の心の支えとなり、毎年、多くの観光客も訪れています。

 「子どもから高齢者まで、すべての人に笑顔があふれ、誰もがチャンスをつかめるまち」を目指して、豊かな暮らしが営める地域社会を築いていくことが、戦没者諸霊のご遺志につながるものであると信じ、秩父市長として今後も市政運営にまい進していきます。

 戦没者の方々のご冥福とご遺族の皆さまのご健勝を改めて申し上げます。

2024年10月4日

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