先日、「先端技術まちづくり実現コンソーシアム」の設立準備会を実施しました。
民間事業者や金融機関、秩父商工会議所、秩父地域及び北部の自治体など、対面とオンラインを合わせて60名を超える皆さんにご参加をいただきました。
また、内閣府地方創生推進事務局の真田参事官、経済産業省情報経済課アーキテクチャ戦略企画室の津田室長補佐、浜松市デジタル・スマートシティ推進課の米村課長、株式会社アトラックラボの伊豆社長にそれぞれお立場で貴重なご講演もいただきました。
秩父地域は「デジタル ライフライン全国総合整備計画」アーリーハーベストプロジェクトにおける「ドローン航路」整備の150kmの先行地域として選定されており、この航路には、秩父地域を含む、県内北西部の13市町村が該当します。秩父市では、理化学研究所から生まれた研究会「NPO法人VCADシステム研究会」や理研の研究員と、地域内の企業が連携する「秩父理研発NPO組織との先端技術推進プロジェクト」がスタートしております。
理研に関わるプロジェクトとして、VCADシステム研究会と連携する取り組みは全国で初の試みとなります。国の最高峰の研究機関と関係を持てたことで、このコンソーシアムとの相乗効果も期待しております。
先端技術を活用したまちづくりを目指すことは、若い世代への大きなアピールにもなると思っております。今後とも、産学官の連携を進め、DXを推進するまちづくりを目指していきます。
定例記者会見を行い、以下の項目について記者発表しました。
(1)キャッシュレス決済が可能となります!
(2)作業事故発生に備えた救助訓練を実施します
(3)令和6年度秩父地域自殺予防フォーラム開催のお知らせ
(4)地域おこし協力隊企画「深いろ銘仙企画展」を開催します
(5)第28回ちちぶ荒川新そばまつりを開催します!
(6)吉田小で、ミニ龍勢を作ります!(3年生「総合的な学習の時間」)
全国植樹祭の式典会場で、天皇皇后両陛下が御着座される場所を「お野立所(おのだてしょ)」と呼びます。
これは、会場の中でも極めてシンボル的な位置づけとなります。毎年、開催地の特色を生かしたステージ状の構造物(建築物)が設営されます。
第75回全国植樹祭のお野立所は、開催理念や基本方針、大会テーマ「人・森・川 つなげ未来へ 彩の国」が反映され、連なる山々が表現された屋根など、会場周辺の景観と調和したデザインになっています。
先日、第75回全国植樹祭の御野立所で実際に使用される埼玉県産の木材が秩父広域森林組合木材センターに届きましたので、視察に伺いました。
写真を見て分かるとおり、届いた木材はまだ丸太の状態です。今後、様々な加工を経て、お野立所の軽やかな屋根になります。皆さまのご協力があってこそ、お野立所の屋根に「人・森・川をつないだ埼玉県が未来へ飛翔する」思いが込められ、美しい木組みへと成長していくのだと思います。
今後とも、秩父地域一丸となって第75回全国植樹祭を成功へと導く取り組みを進めてまいります。
先日、愛知県にある豊根村観光協会の皆さまが秩父市にお越しくださり、研修会でご挨拶をさせていただきました。豊根村も「芝桜の丘」を整備されており、秩父市と同規模の40万株を植栽しているそうです。
また、豊根村の面積は155.88平方キロメートルで、村域の93%が森林です。秩父市の面積は577.83平方キロメートルで、市域の87%が森林ですので、類似した条件で観光資源を活用していることが分かります。
観光客を増やす試みはどの市町村においても行われております。その中で、観光客を増やしていくためには、他と比較した上でより魅力的な観光地になる必要があります。目の前にある課題を解決しながら、様々な角度から情報を収集し、分析し、戦略を構築していかなければなりません。
今回の研修会がお互いの観光戦略や誘客のヒントになればと思います。