市長ブログ(令和4年)

 

 本日は9月定例会の一般質問2日目です。

 5人の議員から、地域医療構想について、ヤングケアラーについて、道路行政について、市民サービスのキャッシュレス化について、旧東高校の再利用などについて質問を受けました。

 ヤングケアラーは、家事や介護、兄弟の世話など親が担うことを家庭の事情により、子供が行っているため、子供の成長過程において大きな負担となっています。

 家庭の状況により、その課題は生活支援、介護、看護等多岐にわたり、複数の要因が関わる場合もあることから、小中学校・子育て支援課・保健センター・民生委員・児童委員等関係機関が連携し、ヤングケアラーを把握するとともに、その家庭の状況に応じた支援を実施していくことが必要であると考えます。

 現在、市と秩父市社会福祉協議会が連携して、「ヤングケアラー等世帯訪問支援事業」を9月末から実施する準備を進めています。ヤングケアラーとその世帯の負担軽減することを目的として、その家庭にホームヘルパーを派遣し、家事援助や身体介護等を行っていく事業です。

 ヤングケアラーを早期発見するとともに、この事業により社会的孤立を防ぎ、適切な支援につなげていければと思います。

 ヤングケアラーへの理解が広がり、子どもたちも自ら周囲に相談しやすくなり、子どもが子どもらしく過ごせるような社会が作られるように支援していきたいと考えています。

2022年9月13日

 

 本日から9月定例会の一般質問が始まりました。

 5人の議員から、これからの図書館について、街中回遊の促進について、デジタル教科書対応に向けた対策、成年後見人制度の運用について、秩父地域の高校魅力化の取り組みと4高校のあり方などについて質問を受けました。

 議員からのご意見の中に、生徒数の減少により4校存続は現実的には難しいので、学校数を絞り、その高校の魅力化を図る方向で、県教育局にも要望したほうが良いのではとのご提案をいただきました。

 私としては、県が発表した統合案(皆野高校と秩父高校の統合)は、生徒数が減少しているとはいえ、唯一の商業科であること、さまざまな学力の生徒がいる中で皆野高校の果たす役割には意義があると考えています。皆野高校と秩父高校との統合には、科目や進路・学力にも違いがあり、違和感を覚えています。また、生徒の気持ちが全く考えられていないのではないかと懸念しています。

 県は、私立高校への助成を積極的に行っていて、私立高校は自由度の高い学校運営を行っています。それと同じように県立高校にも特色がある学校運営を行えるように学校に裁量を持たせて魅力を高めてほしいと、県教育局に要望しています。8月6日に秩父高校で開催された学校関係者説明会にも出席し、私から直接このような意見を県教育局に述べさせていただきました。いずれにしても今回の統合案には反対をしていくつもりです。

 

2022年9月12日

   

 本日、今年度大規模改造工事を行っております高篠中学校を視察しました。

 学校の大規模改造工事とは、屋根の防水改修や、外壁改修などを行い、建物の長寿命化を図るとともに、内部の木質化、トイレの洋式化などを行い、清潔で使いやすい施設とすることを目的に行うものです。

 視察には、今回の工事施工者であります、守屋八潮・黒沢特定建設工事共同企業体の皆さまと、高篠中学校の校長先生、教頭先生にご同行いただき、工事内容などについて説明を受けました。

 建物内は、秩父の木により教室内、廊下、階段の木質化を行っており、木の香りを感じ、とても温もりのある空間となっていました。

 今回、廊下と階段の床について、初めて木質化を行いました。特に、階段については、踏んだ感じが柔らかく、木質化の際に段の高さを調整したとのことで、上りやすさを感じました。

 図書室では、新たに木製の本棚と丸型ベンチが設置され、明るく落ち着いた雰囲気で読書が楽しめるような空間になっていると感じました。

 トイレは全て洋式化を行い、1階には多目的トイレを設置し、バリアフリー化を図るとともに、常時換気用の換気扇の設置などにより新型コロナ対策も行っております。

 リニューアルされた高篠中学校は、生徒の皆さまをはじめ、先生方、PTA関係者の方々にも大変好評であると伺っております。工事は、学校ということで夏休み期間に集中して行わなければならず、期間中、施工者並びに学校関係者の皆さまには大変なご努力とご協力をいただきました。この場をお借りしまして、改めて感謝申し上げます。

2022年9月8日

 本日、正午からの「もっと!秩父市!」に出演しました。

 宮側町、番場町に新しくオープンした古民家ホテル&レストランNIPPONIA(ニッポニア) 秩父 門前町(もんぜんまち)や、「秩父市土砂等のたい積対策本部の設置」などについてお話しさせていただきました。

 土砂等のたい積については、住民の皆さまからの情報により、違法な埋め土・盛り土を未然に防止するため、今年4月に「土砂たい積110番」を設置しています。おかげさまで多くの皆さまから情報をいただき、期待以上の効果を挙げています。これまでに13件の連絡をいただきました。いただいた情報は、速やかに担当職員が現地を確認し、調査しています。

 8月12日には、さらに対策を強化するため、新たに「秩父市土砂等のたい積対策本部」を設置しました。本部長は私が務め、副本部長を副市長、その他本部員を関係部局長等として構成され、土砂等のたい積に関する不適正事案を処理するとともに、その発生を抑止することを目的としています。

 皆さんの命を守るため、また、秩父の森と緑を守るため、今後予定している条例改正とあわせ、職員共々、市一丸となって不適正な土砂等のたい積に断固対処していきます。

 皆さまからいだだく情報が重要です。

 ぜひお気軽に「土砂たい積110番」にお電話ください。皆さまのご協力をお願いいたします。

 違法な埋め土など見つけたら、また、怪しいなと思ったら

 電話0494-25-5202(生活衛生課直通)までご連絡ください。

 通報者の秘密は守られますので、安心して情報をお寄せください。

2022年9月7日

  

 本日、矢倉参議院議員に定峰峠トンネル実現のため現地視察にお越しいただきました。

 視察には、石関副市長、新井県議会議員秘書、阿左美県議会議員、本橋市議会議員、坂本市議会議員に参加していただくとともに、大勢の地元住民の方々にも集まっていだだきました。

 矢倉参議院議員に対して、石関副市長から道幅が狭くカーブも多い定峰峠の現状を説明させていただき、私からは「定峰峠トンネルが実現すれば国道140号、国道299号に次ぐ秩父地域への第三のアクセス道路となるものであり、秩父地域の発展はもとより、防災・安全面にも大きく寄与する道路である。花園のアウトレットモール開業により花園インターチェンジや国道140号の渋滞が予想されるため、定峰峠トンネルの必要性は一層高まる。現在、県が事業効果の検証を行っている」と整備の必要性や県の取組状況を説明をさせていただきました。

 また、地元住民の方々も定峰峠トンネルの実現をお願いしていました。

 矢倉参議院議員からは、「私も支援していきたい」と力強いお言葉をいただきました。

 定峰峠トンネルは私のマニフェストですので、早期事業化に向けて努力してまいります。

2022年9月6日

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