本日、今年度大規模改造工事を行っております高篠中学校を視察しました。
学校の大規模改造工事とは、屋根の防水改修や、外壁改修などを行い、建物の長寿命化を図るとともに、内部の木質化、トイレの洋式化などを行い、清潔で使いやすい施設とすることを目的に行うものです。
視察には、今回の工事施工者であります、守屋八潮・黒沢特定建設工事共同企業体の皆さまと、高篠中学校の校長先生、教頭先生にご同行いただき、工事内容などについて説明を受けました。
建物内は、秩父の木により教室内、廊下、階段の木質化を行っており、木の香りを感じ、とても温もりのある空間となっていました。
今回、廊下と階段の床について、初めて木質化を行いました。特に、階段については、踏んだ感じが柔らかく、木質化の際に段の高さを調整したとのことで、上りやすさを感じました。
図書室では、新たに木製の本棚と丸型ベンチが設置され、明るく落ち着いた雰囲気で読書が楽しめるような空間になっていると感じました。
トイレは全て洋式化を行い、1階には多目的トイレを設置し、バリアフリー化を図るとともに、常時換気用の換気扇の設置などにより新型コロナ対策も行っております。
リニューアルされた高篠中学校は、生徒の皆さまをはじめ、先生方、PTA関係者の方々にも大変好評であると伺っております。工事は、学校ということで夏休み期間に集中して行わなければならず、期間中、施工者並びに学校関係者の皆さまには大変なご努力とご協力をいただきました。この場をお借りしまして、改めて感謝申し上げます。