市役所では、職員の能力向上のため、職歴に応じた研修を定期的に行っています。
昨日と本日は、市役所に勤務して7年目となる職員の研修が行われました。
行政のプロとして市民の皆さまのために何をするのか、何ができるのかを常に考えること。
丁寧な言葉遣いを心がけ、お辞儀の仕方などの立ち振る舞いについても気を配ること。
前例踏襲にとらわれることなく工夫しながら業務に取り組むこと。
秩父市に生まれて良かった、住んで良かったと思ってもらえるよう日々の業務に励んでほしいと伝えました。
私も、市長に就任して1年半が経過したところです。「子どもから高齢者まで、すべての人が笑顔にあふれ、誰もがチャンスをつかめるまち」 を目指して全力で取り組んでまいります。
本日、秩父市環境審議会を開催しました。
秩父市は87%が森林であり自然に恵まれた地域です。
最近では、外来生物による生態系への影響、廃棄物の不法投棄など、身近なところでの深刻な環境問題も増えており、環境施策への重要性はますます高まっています。
私は、違法な土砂たい積を未然に防止するための対策や令和7年に秩父で開催予定の第75回全国植樹祭に向けた取組に力を入れています。
委員の皆さまの意見を伺いながら、秩父の森と緑を守るため、市民の皆さまの命と生活を守るための環境施策を推進してまいります。
本日の定例記者会見の中で、大滝中津川地区の土砂崩落に関する住民支援について報告させていただきました。
現在、市では、中津川地区および中双里地区に居住する15世帯18人の方からの要望に対して、これまで3回にわたり「中津川地内土砂崩落対策本部会議」を開催し協議を進め、担当部局において対策しています。
定期的な支援として、大滝国保診療所による往診のほか、大滝総合支所でゴミ収集や保健師による巡回などを行っており、社会福祉協議会では、お年寄りの見守り活動を進めています。
その際、原則、冬季通行止となる森林管理道(金山(きんざん)志賀坂線)を経由し現地入りをしており、降雪時はこの道路利用に危険性を伴うことから、市営住宅への一時退避を提案しました。
現在のところ、7世帯の方が市営住宅の一時利用を希望されており、大滝国保診療所への送迎や家財等の配置、引っ越し車両の準備などを計画しています。
また、中津川地区に残られる世帯に対しては、非常用食料の備蓄や、小型発電機・発電用ガソリンの配備などを行うとともに、ドローンを利用した薬の配送なども準備を進めて、孤立状態に陥った際に備えた対策を講じています。
このほか、運休する路線バスの代替となる「足」の確保や、八丁峠の臨時トイレ設置など、森林管理道を通る際の対策を進めておりますが、道路を管理する埼玉県に、降雪時の除雪や凍結防止作業を継続的に行っていただくようお願いしています。
こうしたことから、県庁や県出先機関に対し、道路の通行確保や緊急時の支援などについて、文書にてお願いをするとともに、秩父警察署や秩父消防本部など、関係各署に巡回警備や救急出動などを依頼しました。
土砂崩落前には、19世帯23人の方が住んでおりましたが、既に親戚等へ避難された方が4世帯5人、今後、市営住宅への避難を希望される方が7世帯8人、お勤めの会社の社宅に避難される方が1世帯1人、親戚等へ避難される方が1世帯2人となります。地区内へ残る希望の方が6世帯7人です。
今後も、市では、県道が通行できるまで、住民の方に寄り添った対応を進めます。また、いつ降雪があるかわかりませんので、できることは速やかに、想定外が無いようにしっかりと対応してまいります。
1市4町の職員と議員等を対象に、秩父地域まちづくり協議会講演会「ちちぶまちづくり塾」が行われました。
今年は、京都大学教授の広井良典氏をお招きし、「人口減少・成熟社会のデザイン~鎮守の森コミュニティ構想を含めて~」と題してご講演いただきました。
ご講演の中で、これからのまちづくりは「ポジティブな価値」の発見の時代であり、「無いものねだりではなく、あるものを見つけていく」とのお話がありました。
秩父地域には、古き良きもの、古民家など、まだ活用できていない素晴らしいものがたくさんあります。ご講演いただいた内容を参考にしながら、まちづくりや課題である人口減少対策に取り組んでまいります。
別所グラウンドで開催された第21回関東フットベースボール連盟大会に出席しました。
朝も早く、少し肌寒く感じましたが、素晴らしい選手宣誓をいただきました。
大会には各県の代表16チームが集まり、熱戦が繰り広げられました。
午後からは、第8回秩父人形サミットに伺いました。
白久の串人形芝居などを拝見させていただき、秩父には素晴らしい伝統文化があることを改めて感じました。