公益社団法人国土緑化推進機構理事会において、第75回全国植樹祭の開催日が令和7年5月25日(日)に決定されましたので、お知らせします。
第75回全国植樹祭のテーマは「人・森・川 つなげ未来へ 彩の国」です。ここには、山村や都市など県に暮らす「人」が、植樹によって「森」を育み、森林から流れ出る「川」によって人々の生活が潤される営みを「未来」の子どもたちにつないでいこうという強い思いが込められています。
全国植樹祭は、埼玉県では、昭和34年に寄居町金尾山で開催された「第10回全国植樹祭」以来66年ぶり2回目の開催となります。
秩父市は今後、全国植樹祭主催の国土緑化推進機構・埼玉県と連携して、秩父地域一丸となって盛り上げる取組を強力に展開してまいります。
全国植樹祭の秩父市での開催を通じて、適切な森林の整備と森林資源の循環利用を推進し、森林・水・木材と私たちの暮らしや産業との結び付きを深め大切にしていくとともに、緑化意識のさらなる醸成を図りたいと思います。豊かな川で繋がる山村と都市が、森林・みどりを共有の財産として守り育てることは、未来の子供たちへと繋がっていきます。
また、「おもてなしの心」でお迎えし、埼玉県・秩父市の豊かな自然や歴史・文化等の魅力を全国に向けて発信し、全国植樹祭に参加される方の心に残るような大会となるよう努めてまいります。
今後とも、豊かな自然を守り育てるための活動を拡大する契機となるよう、着実に準備を進めてまいります。
詳細につきましては第75回全国植樹祭埼玉県実行委員会事務局が運営する公式サイトをご覧ください。
秩父市では、何でも投書箱や各種会議・会合、団体からの陳情・要望など、さまざまな場面で市民の皆さんからのご意見を伺い、可能な限り反映し、よりよい市政運営を心がけています。私が令和3年5月に就任して、直接、市民の皆さまと気軽に語り合う場を作りたいという思いから実施しているのが「ふれあい懇談会」です。ふれあい懇談会では、市民の皆さんとひざを交えて意見交換を行っております。
昨年度は、50を超える町会とふれあい懇談会を開催し、生活に対する切実な思いや市政への提案などを伺うことができました。いただいたご意見やご要望をいくつか紹介します。
最も多い要望は、市道や国道、県道などの道路に関するものです。
市道に対しての要望は、早急に現地確認をして、対応可能なものは、すぐに着手しました。また、まずは町会で調整が必要と思われる案件については、その旨を町会にお伝えさせていただいております。
国道や県道については、秩父県土整備事務所に内容を情報提供しています。同事務所においても、早急に現地を確認して、市と同様の対応をいただいております。
2番目に多い要望は、サルやシカなどの有害鳥獣対策についてです。特に被害の多い地区では、担当職員が現地の状況を把握し、防除対策を講じました。また、地域ぐるみの対策を前提とした勉強会なども開催しております。
そのほか、防災行政無線が聞こえづらいとの声には、個別受信機の貸し出しをご案内したり、地域の観光資源等を歌にしたCDを制作したので活用してほしいという要望には、ちちぶエフエムで4回、放送させていただきました。
「ふれあい懇談会」は、町会単位で開催しているため、その地域が抱えている課題を把握することができ、きめ細やかな行政サービスに活かすことができます。
今年度も、すでに12町会と開催し、16町会との日程が決まっております。昨年度に開催した町会も、再度開催させていただきますので、興味のある方は、町会の役員の方に相談してみてください。
9月21日(土)10時~16時(予定)に、地場産センター4階で「第4回未来技術エキシビションin秩父」が開催されます。
秩父市では、未来技術を活用した先端産業分野への取り組みを推進しています。そうした先進的な取り組みを皆さんに紹介する機会として、「未来技術エキシビション」を開催しています。
今回も小中学生を対象とした企画や、「秩父市Society5.0事業」の紹介パネルや物流用ドローンの機体展示なども予定していますので、開催が待ち遠しいです。
今後も事業の周知を図り、秩父市の未来を考えるきっかけとなるイベントの開催を検討したいと思います。
※写真は第2回の様子です