本日は6月定例会の一般質問2日目です。
着脱式車いすの緊急避難装置導入、国民健康保険特定健康診査、高齢者の肺炎予防、医療的ケア児・者とその家族の支援、子どもにやさしいまちづくり事業の推進、民間事業者と連携した薬品等の移動販売、非正規公務員の賃上げの遡及改定、通学時における児童の安全確保、ふるさと納税、市立病院の現状、会計年度任用職員の雇用実態と処遇改善、武山育英資金と武甲山の環境保全、歴史文化資源の保全と活用、などについて質問がありました。
「第75回全国植樹祭」の開催1年前の時期を迎えるに当たり、大会の周知や開催機運の醸成を図るための記念イベントが、6月15日(土)に越谷イオンレイクタウンmoriで開催されました。
式典では、記念植樹が行われたほか、高さ60センチの木製の地球儀が紹介されました。この地球儀は越谷市をスタートとして、埼玉県内の市町村のすべてで巡回展示されます。
第75回全国植樹祭は、昭和34年に寄居町金尾山の「第10回全国植樹祭」以来、埼玉県では66年ぶり2回目の開催となります。
私からは、「循環型社会の中で山間地域が担う役割、森の大切さを子どもたちの未来につないでいきたい。歴史に残るイベントを皆さんと共有しながら盛り上げていきたい。」とあいさつをさせていただきました。
秩父地域は、84%が森林であり、その面積は埼玉県の森林の6割以上にも及び、みどり豊かな林業が盛んな地域です。この森林から育まれた水は、荒川などの水源でもあり、そこからの水が埼玉県を貫くように流れ、平地や都市部と繋がっています。秩父市ではこの森林を適切に管理するため近隣4町と林野庁、埼玉県や林業関係団体等と連携をして「秩父地域森林林業活性化協議会」を設置し、森林環境譲与税を活用した森林の整備を促進しています。
秩父地域での全国植樹祭の開催は、開催理念である「川で繋がる山村と都市が、適切な森林整備と森林資源の循環利用を推進しながら、協力して森林・みどりを共有の財産として守り育てる」を表現するにふさわしく、大変意義深いものであると感じています。
また、秩父地域は県内有数の観光地であり、風光明媚な自然を背景に、歴史ある伝統文化をはじめ、趣ある宿泊施設、滋味あふれる食文化などの諸条件が整っております。
全国植樹祭はこれらの秩父地域の魅力をお伝えする絶好の機会でもあることから、昨年5月から秩父地域1市4町1村による「第75回全国植樹祭秩父地域推進委員会」を組織し、機運の醸成など、全国植樹祭成功のために、地域一丸となって取り組んでいるところです。
全国から参加される皆さんを「秩父のおもてなしの心」で温かくお迎えし、秩父地域が一体となって素晴らしい全国植樹祭になるよう、引き続き取り組んでまいります。