毎月初めに、職員に向けて市長メッセージを発信しています。組織内でのコミュニケーション手段として、私自身の言葉で職員に語りかけ、価値観や理念を共有し、政策の方向性を示すだけでなく、地域への関心を高め、組織文化を育むことができればと考えています。

本日は、カスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ対策」についてお話ししました。
市役所の仕事において、市民の皆さんから寄せられるご意見やご要望に真摯に向き合うことは大切です。皆さんの声には、より良い行政サービスにつながるヒントがたくさんあります。
一方で、暴言や威圧的な言動、長時間にわたる執拗な要求など、職員の尊厳を傷つけ、心身に大きな負担を与えるカスタマーハラスメントは、決して許されるものではありません。こうした状況を受け、令和7年6月に労働施策総合推進法が改正され、令和8年10月1日から、事業主にカスハラ防止のための措置が義務付けられました。職員を個人任せにせず、組織全体で守ることが求められています。
そこで、職員に対して以下の三つのことをお願いしました。
一つ目は、「一人で抱え込まない、一人に押し付けない」ことです。
対応に困ったときや、不安や恐怖を感じたときは、すぐに上司や同僚に相談してください。相談があったときには、決して担当者任せにせず、一緒に対応してください。
二つ目は、「組織として対応する」ことです。
現場確認や訪問など、市役所の外で仕事をする際には、可能な限り複数人で対応するとともに、一人で訪問する場合も行動予定を課内で共有するなど、職員が孤立しない体制を整えてください。必要に応じて、警察など関係機関との連携も大切です。
三つ目は、「日頃からのコミュニケーション」です。
普段から相談しやすい職場環境をつくることが、困ったときに声を上げやすくし、職員を守ることにつながります。日常の声掛けや職員同士の気遣いを大切にしてください。
市民サービスの向上は私たちの使命ですが、そのために職員が心身をすり減らすようなことがあってはなりません。
私は市長として、職員が安心して、誇りとやりがいを持って働ける職場をつくっていきたいと考えています。
一人で抱え込まない。一人に押し付けない。そして、組織全体で支え合う。
このことを全職員で共有し、安心して働ける秩父市役所を一緒につくっていきたいと思います。
<11月の市長メッセージ>
<過去の市長メッセージ>