本日は6月定例会の一般質問3日目です。
4人の議員から、トイレトレーラーについて、定峰峠のトンネル化について、秩父新電力の経営状況について、地域防災訓練の課題と対策などの質問を受けました。
定峰峠のトンネル化は、私が県議会議員時代から提案を続けており、昨年の市長選挙のマニフェストにも掲げております。
秩父市では昭和62年より定峰峠トンネル開削促進期成同盟会を毎年開催し、早期の事業化が図られるよう国、県に対して要望活動を継続的に行っています。これまで35年以上もの間、具体的な動きがありませんでしたが、このたび、事業効果などを検証する調査が開始されることとなりました。
定峰峠トンネルは、関越自動車道嵐山小川インターチェンジから秩父地域へのアクセス道路となるものであり、秩父地域の観光、産業や経済の発展はもとより、埼玉医科大学病院や小川赤十字病院などへの緊急搬送にかかる時間短縮が図られ、防災・安全面にも大きく寄与する道路です。また、今年の秋に、花園にアウトレットモールの開業が予定されており、花園インターチェンジや国道140号の交通渋滞が予想されるため、定峰峠トンネルの必要性は一層高まります。
調査費が予算化されたことは、市長に就任して以来、国などに要望活動を重ねてきた中で、早くも成果が出たことを大変うれしく思います。多くの関係する皆さまのご尽力により、具体的な動きにつながり感謝申し上げます。
現時点では、調査段階であり、事業化が決定したわけではありませんが、今回の調査は、その実現に向けた第一歩となります。引き続き早期の事業化に向けて、要望活動などに積極的に取り組んでまいります。