今日から、秩父市議会3月定例会が開会し、令和4年度の新年度予算を含む35議案を付議しました。
令和4年度の予算案ですが、
一般会計 280億5,000万円(前年度比1.6%減)
特別会計 150億5,763万円(前年度比1.9%増)
企業会計 51億4,947万8千円(前年度比5.3%増)
合計 482億5,710万8千円(前年度比0.2%増)となっています。
令和4年度の基本理念を「子どもから高齢者まで、すべての人が笑顔にあふれ、誰もがチャンスをつかめるまちを目指して」とし、その中で、子育て支援策を最優先施策に位置付け、重点的に投資する方針としました。一方で、財源が限られていることから、徹底した事業の見直しや経費の削減、そして不用施設の統廃合に努め、財政健全化を強力に推し進めていきたいと考えています。また、新型コロナウイルスの感染症対策を推進し、地域経済の再生にも全力で取り組んでまいります。
施政方針(令和4年3月)はこちら
秩父第一中学校共同調理場を視察しました。
この調理場は建設から30年経過しており、ボイラー等の設備の老朽化が見られるため、今後の改修に向け、現地で担当者から説明を受けました。
設備の改修には、大きな費用がかかると説明を受けましが、私からは、限られた財源を有効に使うため、より知恵を絞り、建設コスト削減に向けた工夫をするよう指示しました。
本事業に限らず、今後も、様々な事業の担当者と意見交換を行いながら、より効率的な財政運営を目指してまいります。
旧秩父セメント第一工場跡地に建設される「ルートイングランティア秩父新築工事起工式」に出席しました。
私からは、秩父市内に2つ目となるルートインホテルの建設をご決断いただいた永山会長に感謝を申し上げました。
この建設予定地のエリア一帯は、今後の秩父経済を左右する重要な地点となります。ウニクス秩父地内に建築が進む映画館は、今年の夏には完成し、また、隣接する株式会社オプナス様では、来月から拡張工事が始まります。
ルートインホテルグランティア様の完成により、さらなる活性化が期待できるエリアとなります。
今後も当該用地所有の太平洋セメント株式会社様と連携をして、このエリア一帯の活用について検討していきたいと考えています。
「第4回秩父市未来技術社会実装協議会」を開催しました。内閣府地方創生推進事務局の中野様を始め、国の関係省庁の皆さま、連携企業の皆さま、地元関係者の皆さまにご参加いただき、オンライン含めて70名以上の方にご参加いただきました。
秩父市では、内閣府のSociety5.0社会に向けた事業を進めており、先端技術を活用した社会実装を目指すために国の支援を受ける一環で協議会を実施したものです。会議の中では、経済産業省様より物流に関する最近の動向について基調講演をいただくとともに、秩父市からは、今年度2年目を迎えた事業の取り組みについて報告しました。
今後も地域住民の生活向上に資する取り組みにするべく、産学官と地域が一体となって事業を進めてまいります。
本日は、議員クラブ連絡会が開催され、私から次の2点についてお話をさせていただきました。
1 秩父市における新型コロナウイルスの状況・ワクチン3回目接種
2 秩父地場産センター物産館のリニューアル
また、「新型コロナウイルス感染による在宅療養者への支援」と「秩父地域し尿処理事業の統合に関する覚書」「ランドセル支給に関するアンケート調査結果」について、担当部長からご報告させていただきました。
とくに、ランドセルの無料配布については、子育て支援の一環として、子どもの格差を無くし、保護者の経済負担を軽減することで、児童の健全な育成を図ることを目的に、現物支給をしたいと考えていましたが、このアンケート結果を参考にしながら、今後の支援策を検討してまいります。