銅鐘

県指定有形文化財(工芸品)
昭和39年3月27日指定

銅鐘どうしょう 1口

所在地:秩父市桜木町21番3号
所有者:定林寺


 この銅鐘は、札所十七番定林寺にある。高さ138cm、直径77cm 、鐘の全周に西国、坂東、秩父の霊場百番の本尊仏が浮き彫りされ、その一つ一つに寺の詠歌が刻みつけてある。
 最初のものは徳川初期に火災により消滅し、現在の鐘は宝暦8年(1758)戊寅正月に大里郡上新田住柴田信右衛門によって寄進され、比企郡上小用村清水武左衛門清長によって再鋳されたものである。
銅鐘