


6月15日(日)に開催された2回目の市長タウンミーティングの様子をお伝えします。
今回は70人を超える方々にお越しいただき、意見交換を行いました。前回に引き続き、アンケート用紙にQRコードを使ったデジタルアンケートも行いましたので、皆さんからの声をしっかりと受け止めたいと思います。すべてのご意見やご感想に目を通すことができるよう、これから一つひとつ丁寧に確認してまいります。前回のタウンミーティングでいただいたご意見の中に、キッズスペースの設置がありましたので、今回から対応させていただいております。
参加者の皆さんからは、「市民が思いを直接届けられる場があることの大切さを実感した」とのお声もいただき、大変励みになっています。こうした交流の機会は、秩父市への信頼や親近感を深めるうえでも非常に重要だと感じています。
今回のテーマは「子育て・教育」でした。まず、保育こども課からは出生数推移や出産祝金制度、保育園申し込みなどについてお話ししました。子育て支援課からは児童館事業や子どもの居場所づくりについて紹介し、教育委員会からは秩父市学校教育推進プランについてご説明しました。
テーマが広範囲だったため、多くの意見や質問が寄せられました。その中で、「出産祝金について、事業が開始される前に生まれた子どもにも何かしら支援があれば良い。」というご意見には、「制度による分断を避けるためにも、幅広くカバーする仕組みづくりが必要です。」とお答えしました。こうしたご要望に対し、スピード感を持って、具体的な施策を検討し、早期に実施できるよう取り組んでいきます。
また、アンケートでは、「ひとり親支援などについて真剣に耳を傾けてもらえる機会がなかったので嬉しかった。」「前回出た意見を取り入れている点も良かった。」といった声もありました。これらのフィードバックを踏まえて、更なる改善策や次回以降のテーマ設定にも反映させていきたいと思います。
さらに、児童相談所の実務経験がある方から、人材育成や確保についても意見が寄せられました。秩父地域で働く専門職の充実は、とても重要なポイントだと感じています。
私自身も二人の子どもを育てる親として、このテーマには特別な思いがあります。皆さんが抱える現状への不安や期待、その一つひとつの声が、これからの原動力になります。未来を担う子どもたちの成長環境づくりは、私たち大人の責任でもあり、皆さんと一緒に考えながら進めていくべき重要な課題です。
今後も、市民の皆さん一人ひとりの声を大切にしながら、より良い秩父市を目指していきます。引き続き、ご意見・ご提案などお気軽にお寄せください。
子育て世代が安心して暮らせる秩父地域を作るためには、いろんな視点を取り入れ、素早く政策を進めることが大切です。皆さんのご意見やご提案、ご協力があってこそ実現できることなので、これからもよろしくお願いします!
第3回の市長タウンミーティングは、7月26日(土)の午後3時から福祉女性会館で予定しています。テーマは「賑わいのあるまち」についてです。