昨年の5月1日に、第3代の秩父市長に就任いたしましたが、この1年間を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症への対応など、様々な課題に全力で取り組みながら、市政の現状や諸課題を把握するため、現場を見て歩き、職員との意見交換を重ねてまいりました。
その間、市長報酬の90%カットや出産費用に対する支援、学校給食費の補助率引き上げなどを実現いたしました。また、ランドセルの配布事業や旧秩父東高校の利活用の検討などを進めてまいりました。
就任2年目となる令和4年度の基本理念を「子どもから高齢者まで、すべての人が笑顔にあふれ、誰もがチャンスをつかめるまちを目指して」とし、6つの基本方針を掲げています。
1 子育て支援策の充実
2 行政改革による、さらなる財政の健全化
3 公共施設の有効活用
4 地域医療・福祉の充実
5 企業誘致と経済の活性化
6 安心・安全に暮らせる社会の実現 です。
その中でも、子育て支援策の充実を最優先施策に位置付けております。
一方で、財源が限られていることから、徹底した事業の見直しや経費の削減、そして不用施設の統廃合に努め、財政健全化を強力に推し進めていきたいと考えると同時に、新型コロナウイルスの感染症対策を推進し、地域経済の再生にも全力で取り組んでまいります。
いろいろな方に支えていただいた1年間でしたが、引き続き、ご支援・ご協力をいただきますようお願いいたします。