本日は3月定例会の一般質問2日目です。
3人の議員から、土砂等のたい積の規制、オーバーツーリズム、医療的ケア児者に対する対応などについて質問を受けました。
その中で、「秩父市土砂等のたい積の規制に関する条例」において、土砂等のたい積にかかる面積500平方メートル以上、3,000平方メートル未満の土砂等のたい積の規準について実情に合った基準と考えているかと質問がありました。
「秩父市土砂等のたい積の規制に関する条例」は、平成18年に旧条例を全面改正していますが、実態と条例による規制基準を照らし合わせ、その実効性を検証し、現状にそぐわない規定や法の網をかいくぐる、いわゆる「抜け道」を生んでしまうような規定があれば、早急に条例改正も必要と考えています。
国は「宅地造成等規制法」の改正案を国会に提出し審議するようです。
そこで、これらの動向を踏まえて埼玉県の関係機関と情報共有しながら、例えば、500平方メートル未満のたい積も含め、無秩序なたい積をさせないように、罰則強化も含めた条例改正を検討するよう、すでに私から担当者に指示を出しています。
秩父市は、その地形から土砂たい積をされやすい場所とも言われていて、この美しい景観、清流を悪質な事案から守るとともに、後世に伝えることは責務であると考え、違法なたい積には、厳格に対応していきたいと考えています。