6月になり、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、さまざまな不安や制約のもとでの生活にご協力をいただいていることに、感謝申し上げます。
私は、5月1日に市長に就任しました。この秩父市には、子どもから高齢者まで、住まい・働く皆さまがたくさんいます。そんな皆さまが日々の生活に安心・安全を実感しながら、笑顔あふれるまち、チャンスあふれるまちに秩父市を変えるため、私はさまざまな政策を掲げています。その実現のために、このひと月は、非常に忙しい日々を過ごす中で、多くの時間を市職員などと意見交換をし、旧秩父東高等学校の視察や6月補正予算の編成に取り組んでまいりました。
喫緊の仕事といたしましては、何と申しましても、新型コロナウイルス感染症のまん延防止対策です。その一環として、希望する市民の皆さまに新型コロナウイルスワクチン接種を確実に行ってまいります。
秩父地域では、秩父郡市医師会の皆さまにもご協力をいただき、集団接種および個別接種を65歳以上の高齢者の方を対象に5月16日に開始しました。接種のご予約の際には、「電話がつながらない」、「LINE予約が複雑でわからない」、「高齢者にやさしい予約方法にしてほしい」など、ご迷惑やご心配をおかけし、深くお詫びを申し上げます。
そこで、関係各所と協議し、予約枠を当初の数よりも増やす、2回目の接種予約は自動的にお取りする、年齢を区切って予約を受け付けるなどの改善を図り対応しました。また、秩父病院にご協力いただき、臨時接種を行えることになるなど、ご対応に感謝いたします。今後も引き続き、供給されるワクチンを希望者が円滑に接種できるよう尽力してまいります。
また、マニフェストにも書かせていただいた「ランドセルの無料配布」について、来年度入学する世帯を対象にアンケートを実施する予定ですので、ご協力をお願いします。