影森にある株式会社レゾナック秩父事業所(旧昭和電工)へ企業訪問させていただきました。
令和3年5月に秩父市長に就任し、すぐにでも、市内企業を訪問したかったのですが、コロナ禍によりずっと自粛しておりましたので、じっくり見学する企業訪問は本日が初めてとなります。
株式会社レゾナック秩父事業所は昭和2年に操業し今年で96年になります。
長い間、この秩父地域で多くの市民を雇用し続けていただき、本当に、秩父にはなくてはならない大事な企業です。
LED等の工場見学をさせていただいた後、せっかくの機会ですので、意見交換もさせていただきました。
ご対応いただきました所長様をはじめとした社員の皆様ありがとうございました。
本日は3月定例会の一般質問3日目です。
4人の議員から、秩父市防犯体制の現状と強化について、夜間のライトアップについて(NAKED夜さんぽ‐秩父‐の今後の開催予定など)、支え合い助け合う地域社会の構築について、交通安全対策についてなどのご質問を受けました。
NAKED夜さんぽ‐秩父‐は、観光庁の補助金を活用して1月27日から2月19日までの毎週金、土、日の計12日間、秩父神社や秩父まつり会館を中心とした街なかを会場として開催し、期間中には6万人の人出となりました。また、「街バル」と称し、街なかの飲食店を巡っていただくことで、消費の活性化も図りました。
私は、観光事業については、日頃から「通年観光」や「夜の観光」を目指すべきと考えています。
秩父地域には、多くの観光資源がありますが、冬場や夜間の資源は少なく、閑散期の誘客や宿泊につながるような施策を進めたいと考えています。
今回行ったNAKED夜さんぽは、「通年観光」や「夜の観光」につながる試みでありましたので、今後の開催につきましては、事業の内容を精査するとともに、課題を整理したうえで、補助金の活用も視野に入れ、何らかの形で継続していきたいと考えています。
本日は3月定例会の一般質問2日目です。
4人の議員から、0歳~2歳児の保育料無償化の拡大について、小中学校における「置き勉」の是非について、観光施策の充実について、学校給食のアレルギー対応についてなどの質問を受けました。
0歳~2歳児の保育料無償化の拡大につきましては、年間約1憶1,800万円の予算が必要となり、半額を無償化した場合には、約5,900万円が必要となります。
秩父市の経営方針では、子育て支援の充実を最重要と位置づけておりますが、市全体の財政状況を鑑み、国の動向も注視しながら、検討してまいりたいと考えています。
本日から3月定例会の一般質問が始まりました。
5人の議員から、市立病院の将来について、今後の中心市街地活性化事業および街なか回遊事業について、働きたいけど働けない方々への就労支援、子育て支援について、再生エネルギー・省エネルギー設備導入促進などについて質問を受けました。
市立病院は、「二次救急を維持していくこと」「できる限り高度で専門的な医療を提供していくこと」「不採算でも地域に必要な医療を提供していくこと」を目指して、地域の中核病院としての役割を担っています。
施設や設備は、年数が経過し老朽化も進んでいます。私も市長に就任以来、何度も足を運び、現場を確認しています。これまで、市の財政状況や病院の経営状況が厳しいことを踏まえ、安易に大金を投じて市立病院を建て替えることはいかがなものかと考え、できる限りお金をかけずに必要最低限の経費で修繕や改修をして、問題を改善するよう努めてきました。
しかしながら、老朽化の進んだ市立病院を見るたびに、「果たして将来的に子供たちが安心して、この秩父地域で暮らしていくことができるだろうか」「もっと市立病院をパワーアップさせていく必要があるのではないか」との思いが強くなりました。
施設の老朽化には問題意識をもっていますので、なるべく早い段階で、総合的に今後の施設のあり方を検討する必要があると考えています。
秩父看護専門学校第23回卒業式に参列しました。
本日卒業する23回生は、コロナの影響で学校が始まったのは6月からで、学生生活の大半のイベントが中止になってしまったそうです。学びの部分でも、病院での実習に制限があり、これまでにない大変さがあったそうです。
そんな中、勉学に励み、時にはうまくいかず心が折れそうになりながらも先生方や家族に支えられながら、看護師となるためのカリキュラムを修了し、本日卒業します。
卒業後、看護師として秩父地域で働かれる方は安心して暮らしやすい地域づくりにお力添えいただき、また、秩父地域を離れて就職される方は、それぞれの職場で経験を積みスキルを上げて、いずれは母校がある秩父に帰ってきていただきたいと願っています。
秩父で学んだことを糧に、人間味あふれる素晴らしい看護師へと成長してください。
皆様のご活躍を心からお祈りいたしております。