

秩父札所誘客促進協議会の皆さんと面会し、活動報告を受けるとともに情報共有をしました。
令和8年は、秩父札所の午歳総開帳が行われ、34ヵ寺すべてで秘仏がご開帳されます。12年に1度の特別な年です。この貴重な機会を通じて、秩父地域の魅力を再発見し、訪れる皆さんに心温まるおもてなしを提供できるよう、準備を進めていきたいと思っています。
今年度はプレイベントの年として、巡礼文化を現代の観光や体験として楽しんでもらえるように、秩父地域おもてなし観光公社とも協力しながら、地域連携事業も展開していきます。「巡礼」を中心に据えた観光プラットフォームを構築し、西国三十三所や坂東三十三観音とも連携し、アクセスの良い秩父から巡礼を始めていただけるように、この特別な年を秩父地域一体となって盛り上げていきたいと思います。



市議会の6月定例会が閉会しました。6月4日から24日までの21日間、議員の皆さんには熱心に議案を審議していただき、本当に感謝しています。可決・承認された議案については、スピード感を持って実行に移していきます。 また、市政に関する大切な案件や課題、今後の秩父市が進むべき方向性について、たくさんの貴重なご意見や提案をいただきました。これらをしっかりと受け止め、職員とも協力・連携をしながら、今後の市政運営に活かしていきます。これから一緒に、より良い秩父市を目指していきましょう。

FunTrails合同会社の奥宮さんとお会いしました。11月に秩父を代表するトレイルランニング大会「FunTrailsRound秩父&奥武蔵」を開催するための準備が進んでいるとのことです。この大会は、トレイルランニングの普及だけでなく、元秩父市の地域おこし協力隊の松本さんを中心に、秩父・奥武蔵の魅力を発信することにも力を入れています。
大会当日には、エイドステーションで秩父の名産品を用意したり、競技開始を秩父屋台囃子で盛り上げたりする予定とのことです。ランナーの皆さんに秩父・奥武蔵の大自然だけでなく、味覚や文化も楽しんでいただけるよう工夫を凝らしていきたいとのことでした。
レギュレーションは100マイル、100キロ、50キロと、かなり挑戦的な内容ですが、安全第一で運営していただくようお願いしました。雄大な自然や美しい山々を楽しみながら走り抜け、完走後には秩父の美味しい味覚や荒川源流域のおいしいお水を味わっていただきたいと思います。



第66回秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会が開催されました。この大会は、秩父宮様より冠をいただいた全国でも数少ない大会で、今年で66回目を迎えました。参加者の皆さんには、新緑が眩しい秩父の大自然を満喫しながら走っていただけたことと思います。
私は、初めてスターターを務め、スタートの合図をする瞬間は緊張と興奮が入り混じりました。参加者の皆さんの熱気が伝わってきて、元気よく走る姿を見ていると、私も大いに勇気をもらいました。私も皆さんと一緒に走りたい気持ちでいっぱいです!秩父地域を盛り上げるために全力で走り続けます。



6月21日(土)と22日(日)の2日間にわたって開催された「秩父文学祭」は、自然豊かな秩父の中でことばの魅力を存分に楽しむことができる素晴らしいイベントでした。参加者同士の交流も活発で、文学やアートを通じて秩父の文化を新しい切り口で体感していただけたと思います。
特に印象的だったのは、普段あまり文学に触れていない方々も気軽に参加し、特に若い世代の女性たちが装いを楽しみながらイベントを満喫している姿でした。受賞作品の朗読会では、舞台俳優の梅津瑞樹氏のパフォーマンスに引き込まれ、物語の世界に没入することができました。全国から約430作品の心を込めたご応募、ありがとうございました。その大切な作品は、日本大学芸術学部の皆さんや、林真理子先生をはじめとする審査員の方々が時間をかけて審査し、表彰されました。
また、番場通りでは文学をテーマにした限定メニューの提供「文学の味めぐり」もあり、味覚を通じて文学を楽しむことができました。さらに、みやのかわナイトバザールや秩父グルメフェスタとのコラボ、上町ホタル祭りの開催など、秩父を訪れた方々に多彩なプログラムを提供できたことも嬉しかったです。
通常の観光イベントとは一味違い、夜間のプログラムやトークショー、街歩き、ワークショップなどを取り入れることで、観光客の滞在時間を延ばし、秩父の文化に触れる機会を増やすことができました。
今後は、秩父を丸ごと体感していただけるイベントにさらに力を入れていきたいと考えています。暑い日でしたが、内容は涼やかで、心に響くことばや新しい出会いがたくさんあり、素敵なひとときを過ごすことができました。
最後に、開催にあたりご協力いただいた㈱西武不動産様や西武鉄道㈱様、日本大学芸術学部様をはじめとする関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました!