本日から3月定例会の一般質問が始まりました。
5人の議員から、市立病院の将来について、今後の中心市街地活性化事業および街なか回遊事業について、働きたいけど働けない方々への就労支援、子育て支援について、再生エネルギー・省エネルギー設備導入促進などについて質問を受けました。
市立病院は、「二次救急を維持していくこと」「できる限り高度で専門的な医療を提供していくこと」「不採算でも地域に必要な医療を提供していくこと」を目指して、地域の中核病院としての役割を担っています。
施設や設備は、年数が経過し老朽化も進んでいます。私も市長に就任以来、何度も足を運び、現場を確認しています。これまで、市の財政状況や病院の経営状況が厳しいことを踏まえ、安易に大金を投じて市立病院を建て替えることはいかがなものかと考え、できる限りお金をかけずに必要最低限の経費で修繕や改修をして、問題を改善するよう努めてきました。
しかしながら、老朽化の進んだ市立病院を見るたびに、「果たして将来的に子供たちが安心して、この秩父地域で暮らしていくことができるだろうか」「もっと市立病院をパワーアップさせていく必要があるのではないか」との思いが強くなりました。
施設の老朽化には問題意識をもっていますので、なるべく早い段階で、総合的に今後の施設のあり方を検討する必要があると考えています。