ちちぶ学セミナー公開講座(1)「地質・地形と文化」

 秩父地域の地質・生物等の自然環境、風土・歴史等の社会環境、それに伝承されている文化・芸術・文化財等について、専門的な角度から講義を行う「秩父市大学講座 ちちぶ学セミナー」の開講式とあわせ公開講座(講演会)を開催します。

 

とき


 令和6年5月11日(土)13時30分~15時30分(予定)

   

ところ 


 秩父市歴史文化伝承館 2階 ホール

テーマ


 「地質・地形と文化」

 

(講義要旨)

 秩父を代表する生業・養蚕、それは川が深いところを流れているため田が作れなかった事に起因します。米に代わる換金性の高い養蚕が選ばれたのです。日本の歴史は米の採れる土地の奪い合いでした。米の採れない土地は武士階級に敬遠されました。そのため、秩父には武家文化といえるものが見られません。米が採れ武家社会の存在した盆地とは文化が異なります。

 地質・地形・暮らしは、違った分野ですが深い関係にあります。「自然」と「歴史」は別個に研究され語られるが、ここではその関連のおもしろさを探ってみます。

 

 【チラシ】_20240511_ちちぶ学セミナー開講式・公開講座(1).pdf(更新 324KB)

 

講師

 
 

 秩父まるごとジオパーク推進協議会上席推進員  吉田 健一 氏



定員・参加費

 

 一般参加の方は、定員150名まで。申し込み不要。当日先着順になります。

 受講生は、定員制限なく参加できます。