4年間の任期はあっという間に過ぎました。思い返してみますと、リーマンショック後の厳しい経済情勢の中で、できるだけ事業を見直しながら、前市長からの懸案事業実施のために基金を増やしました。一方、影森公民館の建設や、学校耐震化計画による高篠小学校などの改築・改修も進めました。その後に起こった東日本大震災による本庁舎や市民会館の被災に対しては、今後の市民の文化向上と安心安全のまちづくりのための建て替えに対して、市民の賛同をいただきました。そして、その後の市長選挙でも建設の合意をいただくことができました。
産科医療や救急医療など医療福祉への期待、新火葬場建設の推進等々、さらには、西武秩父線の存続をかけて、明日からの4年間も誠心誠意頑張ります。市民の皆様、これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。
好天のもと、文化体育センターでは剣道大会、市営第一弓道場では弓道大会が、中学生・高校生・一般の部にそれぞれ多くの選手が参加され、盛大に開催されました。会場となった文化体育センターでは、東日本大震災で天井版が落下しましたが、早急に復旧することができました。弓道場は平成22年に旧弓道場を改築しており、それぞれ立派な会場を提供できたことをたいへん嬉しく思いました。これからも、秩父市において、青少年の健全育成のためにも歴史ある日本の武道を奨励していきたいと改めて感じました。
富山を早朝に出発し、午前10時からの連合埼玉主催の第84回秩父地域メーデーに出席いたしました。挨拶の中で、「国内の経済情勢は好転しているが、地域の景気はまだその恩恵を受けていない。そのような状況でも、働く側と雇用する側とが、手を携えながら、共存共栄でこれからも邁進して行かなければならい。これから4年間行政を預かる者として、働く側のことを考えながら市政を推進していきたい。」と申し上げメーデーの開催をお祝いいたしました。
その後、寺尾諏訪神社例大祭、第19回カイドウ祭りなどに伺いました。
砺波市で、第5回富山県山・鉾・屋台・行灯祭交流会議が開催され、全国山・鉾・屋台保存連合会会長代行という立場で、同会の専務理事の高橋信一郎氏とともにご招待され出席いたしました。研修会では、会場となった砺波子供歌舞伎曳山会館で子供たちの熱演に魅入りました。
一方、砺波市は全国一のチューリップの産地です。すぐ近くの会場では、ちょうど見頃となったチューリップフェアーが開かれ、雨上がりの会場ではたくさんの方々が色とりどりのチューリップを楽しんでいました。ここの演出が秩父の芝桜とは一味も二味も違い、たいへん参考になりました。

本日は、職員の4月1日付昇格者全員に訓示を行いました。是非、今までの経験を生かして、市民のために職務に精励してください。