市長ブログ(平成25年)

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Monday, September 30, 2013」で絞込み

日本総合研究所理事長の寺島実郎氏のお話をNHKラジオ「ビジネス展望」で聞きました。「今世界の食料価格は5年間で2倍以上に跳ね上がってきており、飢餓状態の人は世界で約10億人いるといわれている。このことにより格差と貧困を呼び起こしている。中東諸国でも不安定さの要因にもなっている。このように世界人口が爆発的に増えており、20世紀は16億人でスタートした人口が、終わってみたら60億人に拡大し、21世紀にはすでに72億人に迫っている。2050年には93億人になるだろうと国連は予測している。一方、日本の人口は2007年に1億2千8百万人でピークアウトし、2043年には1億人を割るだろうと予測。このように世界人口は爆発的に増えているが日本の人口はゆるやかに減っている。一方、日本の食料自給率は戦後下げてきている。1965年の東京オリンピックの時は自給率が75%だったが現在は39%となっている。この間、日本は自動車など製造業を育て、鉄工で外貨を稼いできた。食べ物は海外に依存した方がよいという風潮が広がってきた。先進国の中で日本を除いて一番低いとされているのがイギリスでそれでも65%だ。日本の産業構造の弱点は食料とエネルギーを海外に大きく依存していることだ。そこで、産業技術力を食糧問題に充てるべきであり、それにより日本の食料自給率にも役立つ。日本は海外から年間6兆円の食料を買っており、約5千億円海外にも輸出する国にもなった。そこで、1兆円海外から買うお金を減らせて、5千億円輸出を増やせれば、日本は大きく変わるのではないか。そのためには、具体的にどうするべきかというと、日本の食と農の展開では技術が大きく拘わってくることを認識すべきだ。例えば、バイオ技術を使う、腐らせない技術、食の安全、コストの安いエネルギーをどのように使うか、などこれらが日本の目指すべき食と農の方向性ではないか。さらに人材の育成も重要だ。帯広の畜産大学、北大農学部などで、海外の農業にかかわる研修を積極的に行ったたらどうか。」この話しにたいへん共感を持ちました。TPPの問題もありますが、日本技術力をもっと農業分野にも振り向けるべきではないでしょうか。

2013年9月30日

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