市長ブログ(平成23年)

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Thursday, November 17, 2011」で絞込み

青年会議所OB会での市長と語る会の様子
 今晩は、秩父青年会議所(秩父JC)OB会による「市長と語る会」が開催され出席いたしました。秩父市の現状と市役所本庁舎等の建設について説明し、合築についての私の考えをご説明いたしました。ところで、今泉学之前理事長が世界JCの副会長に選出されたそうです。秩父の誇りです。また、来年には秩父JCが50周年という節目を迎えるそうです。心からお祝い申し上げます。
 さて、埼玉新聞の特集によると、今年で没後80年となる深谷市出身の実業家である渋沢栄一翁がリーマンショック後の今、注目を集めているとのことです。世界的に強欲資本主義が行き詰まりを見せる中で、道徳と経済の合一を訴えた渋沢思想に多くの方々に共感を寄せていると報じております。
 渋沢栄一翁は、1840年現在の深谷市血洗島の富農の家に生まれました。一時、尊皇攘夷運動に加わりましたが、一橋慶喜公に使え幕臣として欧州使節団に加わり先進思想を吸収して、帰国後、株式会社の先駆者とされる商法会所を設立しました。大蔵省に4年ほど出仕して、予算編成で対立し退職、その後、実業界に転身し第一国立銀行など500社の創立に関わりました。これらの多くの会社が、明治の日本の資本主義の草創期を支え、今でも有名な会社として日本経済を主導しております。ここで注目される点は、渋沢は事業を独占することなく、多くの会社で事業が軌道にのると経営から退いていることです。「会社を栄えさせるのではなく事業を栄えさせようと考えていた」と専門家は評してます。一橋大、日本女子大などの創立に関わり、さらに養育院など社会福祉施設や民間外交、商業・女子教育など600もの公共事業にも貢献されました。「仁義道徳と生産殖利はともに進むべきもの」という道徳経済合一説はいわゆる「論語とそろばん」という言葉に代表されています。道徳とビジネスが並立しなければ持続的な成長はあり得ず、国も栄えないという堅固な信念に貫かれています。
 東日本大震災からの復興、歴史的円高で日本の行き先が不透明であり、明治維新にも匹敵する変革期だと言われています。最近ではオリンパスなど日本企業の信用を失墜した損失隠し事件も起こっております。渋沢栄一翁の志を今こそ、もう一度見直すべきときではないかと改めて感じております。

2011年11月17日

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