市長ブログ(平成23年)

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Saturday, November 12, 2011」で絞込み

全国国保地域医療学会
 2日目は、シンポジウム「魅力ある地域包括医療・ケア~高めよう志・強めよう絆・拡げよう扶(たすけあい)~」から始まりました。ここでは、整形外科が引き上げることで経営の悪化となり、地元医師会と地域住民との連携を強化して経営の黒字化を達成した大分県の事例、健康教室など地域連携を強化することで地域包括を充実した秋田県の事例、認知症の介護をした経験をもとに「げらげらの知恵袋」という認知症の家族会をつくり広報誌を発行して認知症のことを町民に知らせた高知県の家族会の事例発表がありました。なかでも注目した発表は、昨年視察に行った香川県三豊総合病院歯科保険センター事例(2010年1月29日市長ブログ参照)でした。一般にあまりなじみのない言葉ですが、病院ではクリニカルパスという手法が入院患者に対して行われています。クニカルパスとは、医療の内容を評価し改善して、質の高い医療を患者さんに提供することを目的として、入院から退院までの計画を立てたものです。このパスが退院後も入院経過を示す上で大切な資料となり、紹介された先にも渡され連続して退院後の治療を行うことができます。今までは医師間でやり取りされてきましたが、三豊総合病院では、歯科医までパスが伝えられています。これにより、自分の歯を守ることができますので入院期間が短くなり、また死亡率も減少しているとの報告でした。この手法は、秩父市では内科と歯科診療が行われている大滝国保診療所でも役立てることができ、大滝の人には安心して歯科診療を受けられるのではと感じました。
 また会場では、国保町立小鹿野中央病院加藤寿医師の「地域完結型の緩和ケアを目指して~急変時特別入院システムと緩和ケアチームの立ち上げ~」の発表がありました。救急輪番を返上しても入院連絡票を作成することで、急に病状が悪化しても特別入院システムにより24時間365日いつでも入院できるようにした報告でした。今回、小鹿野中央病院は最善の努力をしていると改めて知り、その努力に拍手を送りたいと思いました。
 その後、アグネスチャンさんのご自分の乳がん体験の心温まるお話を聴きましたが、学会でたくさんの成果が得られ、秩父市の地域包括ケアシステムの立ち上げに役立てたいと改めて決意をいたしました。

2011年11月12日

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