市長ブログ(平成23年)

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Tuesday, September 27, 2011」で絞込み

遠野市視察1 遠野市視察2
  木材の利用拡大のために、日本での先進地である岩手県遠野市にある木材の供給モデル基地を、前々から視察したいと考えていましたが、今回、被災地支援の一環として秩父林業対策協議会でこの視察が実現いたしました。まず、遠野市は、人口約3万人、面積が825K平方メートル(秩父市577K平方メートル)であり、このうち森林面積が約83%(秩父市約87%)です。この木材供給モデル基地ですが、地域内の川上から川下までの木材関連産業が有機的に結合した、遠野式循環型林産業の新システムを実現した木工団地とのこと。森林組合と新たに設立された7事業体から成り、平成4年度に国の林業構造改善事業の指定を受け、平成5年度から15年度にかけて遠野市青笹町地内26.5haに約78億円(うち市費約21億円)の事業費で整備されたそうです。敷地内には、原木の集出荷、製材、部材製造、プレカット、集成材加工、ドアなど建具や家具の製造、さらには林業の情報集約と発信など大型施設が点在し、原木の集積から加工、販売まで全て賄うことができ、木材利用の出口を完成させたことで全国から注目されています。
 秩父地域の場合は、県内有数の民間製材所があり、木材の県内調達が約20,000㎥、県外が約17,000㎥であり、そのうちの製材品となるのは8割で、県内へ約7割、県外へ約3割が出荷されています。
 そこで、秩父市では秩父産木材の利用拡大を目指して「秩父市公共建築物における木材の利用の促進に関する方針」を決定しました。公共建築物では、すでに影森小学校や影森公民館などの内装木質化を行っていて、今後建設される尾田蒔小学校でも内装だけでなく外装の一部にも木材を使用する予定です。今後はこの方針をもとに、公共建築物から民間住宅へ進展させ、木材利用の出口を盤石なものにして、林業が秩父地域の基幹産業の一つとして確立し、雇用の確保につなげていきます。このことは、私の政策の基本方針でもあります。
 そのような趣旨からも、この度の視察は、秩父から約10時間の長旅ではありましたが、将来の秩父地域の木材利用拡大のために大変参考になりました。ご協力いただいたモデル基地の皆さま、ご対応ありがとうございました。また、今回の大震災で遠野市役所は、倒壊の危険となり現在分庁化を余儀なくされているとお聞きしました。今後の遠野市のご発展をご祈念いたします。

2011年9月27日

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