市長ブログ(平成23年)

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Thursday, May 5, 2011」で絞込み

 TBSテレビではJIN-仁-が話題となっています。見ている方も多いと思いますが、私も毎回見て、はまっております。このストーリーは別として、ここに登場する松本良順翁ですが、先日、読んだ「胡蝶の夢」では伊之助こと司馬凌海とともに描かれており、幕末の動乱期、それまで漢方全盛の時代に紅毛方のポンペ医学で歴史に名をとどめた名医でした。4巻のどこかに書かれていましたが、「そこに待っている患者がいるから治療する。その患者の境遇や環境、富貧の差で治療が左右されてはいけない。」という志を、同門の官軍の関寛斎と共有していました。医療に30年間携わってきた私は、この考えを共有して日々の診療にあたってきました。
 ところが、現代では医療が複雑かつ高度化しており、単に患者さんがいるから治療するだけでは不十分であり、その結果、患者さんの側にも戸惑いが生じております。治療する医師たちも、患者さんに理解していただくように、もっと懇切丁寧に優しく話して頂けなければならないことは大前提ではありますが、医師も人間であり、不眠不休の中で対応してしまうと、患者さんや家族の皆様に対して大変なご無礼があるかもしれません。
 しかし、医師たちは「なんとか治してあげたい」、この一点に全力を尽くして診療を行っております。医師たちにエネルギーを注入するためにも、よろしければ、患者さんから「先生、助かったよ、元気になったよ!」と一言おっしゃっていただければ幸いです。この一言により、医師たちは、また気力が沸き、最終的には医療技術の向上にもつながっていくと思います。私はこういった患者さんと医師たちの良いキャッチボールができる環境を秩父で作っていくことで、地域が名医をつくる医療を目指したいと考えております。

2011年5月5日

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