市長ブログ(平成23年)

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Sunday, April 3, 2011」で絞込み

 震災から23日が過ぎました。震災で亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げます。また、避難を余儀なくされている方々にとって、あまりにも過酷な現状に対して胸を痛めるばかりです。被災された方々にお見舞い申し上げます。今回の福島第1原発の事故は、ある意味で人災であると思います。この事故の影響が、今の現実に悲痛な追い打ちをかけております。今日まで原発は安全でクリーンなエネルギーであると唱えられてきましたが、この事故によりその安全神話が崩れました。以前、島根原発の2号炉を建設するにあたって、現在は行っていない公開ヒアリングの席上、「もし原発事故があったら私たちはどうやって逃げろをいうのですか?宍道湖を泳いで逃げろというのですか?」という子どもを持つ母親からの質問に、当局は的確に答えなかったそうです。ある専門家は、このような質問をすることは科学の世界のドンキホーテと言ったそうです。また教育でも、小学校の低学年から中学、高校までエネルギー環境教育という名の原発是認教育が、授業として実施されていると指摘されております。一方、あらゆるメディアを使って、名の知れた文化人を起用して、原発はいかに安全かということを語らせてきたとのことも指摘されています。それに対して、1977年末に米国の原発専門家であるピッツバーグ大学のマンクーゾー博士は、「原発事故の被害はスローデス(緩やかなる死)だ。日本は米国と比べ国土は狭いし人口は密集している。狭い日本でもしで原発事故が起これば日本人はどこに逃げるというのか?日本人は広島、長崎と2度も悲惨な原爆の悲劇を経験しているではないか」と、当時警鐘を鳴らしていたそうです。私もこの話を聞いて、同様な感想を持ちました。
 現在の悲劇を目のあたりにして、日本のエネルギー政策や私たちの暮らしを考え直さなければならいときだと思います。そのことが、犠牲になられた多くの方々に対する生きている者のせめてもの責務ではないでしょうか。

2011年4月3日

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