青空に向かって龍が昇る「龍勢祭」

青空に向かって龍が昇る「龍勢祭」

龍勢祭

 10月13日、吉田椋神社の龍勢祭が行われました。当日、伝統を受け継ぐ27流派により、合計30本の龍勢が打ち上げられました。


龍勢を担ぐ 高くかけのぼる龍勢 つつっぱね

 龍勢とは、青竹の矢柄に「背負い物(ショイモノ)」と呼ばれる唐傘・花火・落下傘などの仕掛けと、くり抜いた松材に火薬を詰めた「火薬筒」を付けた手作りロケットです。各流派は1年間にわたって構想を練り、丹誠を込めて制作します。そして当日、打ち上げの順番が近づくと発射用の櫓まで担ぎます。
 打ち上げが成功すれば上空約300メートルまで昇ります。なかには、飛ばずに火薬筒が爆発してしまう「つつっぱね」を起こすなど、失敗してしまうものもあります。


背負い物が開く 舞い降りる落下傘

 龍勢が昇りきった後、背負い物が開いて、落下傘が地上に舞い降りてきます。
 今年の夏は劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が上映され、また今回で3回目となる「あの花」ファンの願いが込められた龍勢も打ち上げられました。好天に恵まれたことから、過去最高の11万5千人の観客でにぎわいました。