建設方針を策定 「市民を守る『あんしん』 自然環境に『やさしい』施設」を
市では、耐震性に問題があり、老朽化が著しい市役所本庁舎および市民会館の今後の方向性について、対策方法の検討を進めてきました。
市民会議から提出された報告書の趣旨を反映するとともに、市議会とも協議し、このたび、市としての考え方をまとめた「秩父市役所本庁舎及び市民会館建設基本方針」を策定しました。その概要は次のとおりです。
対策方法
耐震対策・老朽化対策の方法として、市役所本庁舎、市民会館ともに、「建て替える」こととします。
理由として、耐震補強および大規模改修を行っても費用対効果が低いこと、近い将来には建替えが必要になること、ユニバーサルデザインへの対応が難しいことなどがあげられます。
建設地など
建設地および整備方法については、「現在の市役所本庁舎の位置に合築する」こととします。
理由として、早急に機能を回復する必要があること、インフラ整備等の建設費用が低く抑えられること、中心地で立地条件がよいこと、中心地で立地条件がよいこと、などがあげられます。
なお、合築することにより、会議室や機械室などを共有化し、建設費用の軽減と施設のコンパクト化を図ります。また、市民会館の跡地は、駐車場を拡充するとともに、祭り・イベント等の広場にも活用します。
施設のあるべき姿
両施設の建替えに際しては、(1)災害に強い、(2)市民が利用しやすい、(3)環境にやさしい、(4)まちづくりの拠点機能、(5)開かれた議会、(6)芸術文化創造の市民会館、(7)地域産木材の活用、(8)将来の変化への柔軟対応、などの要素を検討することにより、「市民を守る『あんしん』 自然環境に『やさしい』施設」となることを目指します。
概算事業費
想定する概算事業費の上限額は、約49億円（市役所本庁舎：約20億円、市民会館：約29億円）とします。財源として、合併特例債や基金を活用します。
スケジュール案
平成27年度の竣工を目標に、事業を進めていく予定です。
【表1】 建設基本方針の概要
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施設名
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市役所本庁舎
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市民会館
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耐震・老朽化
対策方法
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建て替える
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建て替える
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建設地および
整備方法
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現在の市役所本庁舎の位置に合築する
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規模
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概算事業費
（上限額）
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※施設の共用化に伴い、内訳は変動する可能性があります。
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想定する財源
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合併特例債 15億円
基金 30億円
補助金 3億円
一般財源 1億円
※財源の内訳は変動する可能性があります。
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